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セゾン自動車火災、埼玉県が発行するサステナビリティボンドへ投資

セゾン自動車火災は、都道府県初となるサステナビリティボンド「埼玉県 ESG債」への投資を決定した。
埼玉県は、令和4年度からの県政運営の基礎となる新たな総合計画として「埼玉県5か年計画~日本一暮らしやすい埼玉へ~」を策定し、その中で、「安心・安全の追求~Resilience~(レジリエンス)」、「誰もが輝く社会~Empowerment~(エンパワーメント)」、「持続可能な成長~Sustainability~(サステナビリティ)」の3つの将来像の実現を掲げている。
本債券で調達された資金は、3つの将来像の実現に向けた「治水・治山対策の推進」、「みどりの保全と創出」といったグリーンプロジェクト、「危機管理・防災体制の再構築」、「児童虐待防止・社会的養育の充実」といったソーシャルプロジェクトに充当される。◆本債券の概要
・銘柄   第1回 埼玉県 ESG債
・年限   10年
・発行総額 150億円
本債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が公表する「サステナビリティボンドガイドライン2021」に適合する旨、日本格付研究所からセカンド・オピニオンを取得している。

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