AIG損保、障がい者関連施設の送迎車運行状況が一目でわかるアプリ 「AIG Drive」「AIG Drive for pick up car」の提供を開始
AIG損保は、障がい者関連施設の契約者向けスマートフォンアプリ「AIG Drive for pick up car」と施設利用者向けアプリ「AIG Drive」の提供を10月後半に開始する。同アプリは、障がい者関連施設で使用している送迎車両の位置情報をGPSで取得し、当該施設に通所している本人とその家族がリアルタイムで運行状況を確認できるサービスである。
AIG損保を含むAIGグループでは、性別、国籍、性的指向、家族構成、障がいの有無などの違いから生まれる様々な経験を多様性として受け入れ、公平性をもって尊重しながら最大限に活かす「ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)」の推進に取り組んでいる。中でも、障がい者支援については、商品やサービスの提供や社内外における啓発活動など様々な取組みを進めており、施設運営者、施設利用者からの「送迎車両の運行状況に関する問い合わせが、繁忙度の高い朝晩に集中し、業務に支障が出る」「送迎車両の運行状況や到着時間にずれが生じるため、長時間待つ必要がある」という声に基づき、同アプリを開発した。
同アプリにより、施設の送迎車両の運転者や同乗する担当者はより安全な送迎車両の運行や乗車する障がいを持つ方々のケアに集中できるとともに、送迎車両の運行状況をタイムリーに把握し車両の待ち時間を最小限に抑えることで、長時間の待ち時間が不得手な施設利用者の方や仕事や家事で多忙な家族などの負担を軽減することが可能となる。
障がい者関連施設の送迎車両に乗車する運転者や担当者は、「AIG Drive for pick up car」を通じて位置情報を発信する。その情報は「AIG Drive」に表示され、運行状況や停車位置などの情報を、「AIG Drive」搭載のスマホを持っている送迎車両に乗車する施設利用者の家族や本人が確認することができる。加えて、「AIG Drive」搭載のスマホを持っている方の運転を診断する機能や、AIG損保からの有益な情報を直接届けるお知らせ機能等のサービスを併せて利用できる。なお、同アプリは、すでにシンガポールやマレーシアのAIGグループにおいて安全運転を診断するアプリとして展開されており、好評である。
AIG損保は、シンプルで分かりやすい、リスク情報を事前に、AIGならではの先進性、の3つの要素で構成される「ACTIVECARE」という事業戦略コンセプトを掲げている。今後も、本コンセプトに基づき、多様な社会に寄与する商品・サービスを提供していく。