新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

東京海上日動、蓄電池管理技術の事業化に向けた協業開始

東京海上日動と東京海上ディーアール株式会社(以下「東京海上ディーアール」)は、早稲田大学発ベンチャー企業のEC SENSING株式会社(「EC SENSING」)と共同で、蓄電池管理技術を事業化するための協業を開始する。再生可能エネルギーの更なる普及のため、安心・安全なエネルギーマネジメントに資するサービス・ソリューションを開発し、脱炭素社会の実現に貢献することを目指す。
1.背景・目的
地球温暖化・気候変動を背景に、あらゆる産業で低炭素化・脱炭素化に向けた動きが進展している。東京海上日動と東京海上ディーアールは、再生可能エネルギー事業を対象とする保険商品・サービスの開発やリスクコンサルティングの提供を通じて、脱炭素社会への移行に向けた取り組みを支援してきた。また、産業の成長・発展に貢献することを目指して、 2021年2月にはグループ横断の「グリーン・トランスフォーメーション(GX)タスクフォース」を設置し、お客様と共にカーボンニュートラルの実現・脱炭素社会への移行に向けた歩みを着実に進めるための支援を行っている。
再生可能エネルギーの普及にあたっては電力を有効活用するための蓄電池が不可欠となり、今後、蓄電池を安全に利用するためのリスク評価や性能保証、電池のリユースなどの需要が拡大することが予想されます。一方で、現状では蓄電池リユースに関連した規制・制度は存在せず、蓄電池の二次利用などは限定的な活用に留まっている。
このような中、東京海上日動と東京海上ディーアールは、蓄電池の非破壊計測技術(インピーダンス法)を活用した研究・開発を行っているEC SENSING※と協業し、同技術の研究・開発を進める早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構と連携しながら、蓄電池の更なる普及を推進するための新しいサービス・ソリューションを共同で開発していく。東京海上グループがもつ企業の事業活動に関わるリスクデータやデータ解析の知見と、早稲田大学およびECSENSINGが保有する蓄電池やエネルギーマネジメントに関連するコア技術・知的財産権を活用し、蓄電池に関わる高度なリスクマネジメント・性能評価の開発・提供を行っていく。
※EC SENSINGは、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の研究開発成果を社会実装する目的で設立された大学発のベンチャー企業である。
2.協業の主な取り組み
東京海上日動と東京海上ディーアールは、EC SENSINGおよび早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構と研究・開発で連携しながら、以下の分野での協業を推進していく。
①蓄電池の劣化診断を起点とした事業
xEV向け、再エネ事業者向け、企業・家庭向け、リユース事業者向けなど、蓄電池の需要が拡大していく主要なマーケットにおける蓄電池の劣化診断やリスク管理サービス、新たな保険商品の開発・提供を目指す。
②蓄電池のストレージサービスに関わる事業
再エネ事業などで利用される蓄電池において、蓄電システム運用代行にとどまらず、ESaaS(Energy Storage as a Service)
※と呼ばれるストレージサービスを手掛けることにより、オペレーション業務を含めた業容の拡大を目指す。
③蓄電池データのオープンプラットフォームに関わる事業
蓄電池の劣化データを含む関連データを広く収集し、蓄電池の製造業者、機器ユーザー事業者にとどまらない様々な事業者へのデータ提供から、新しいソリューション・サービスを生み出すオープンプラットフォームビジネスの確立を目指す。
※ESaaSとは、エネルギーの貯蔵・管理の機能を一括してサービスとして提供する事業。このサービスを利用することで、ユーザーは自前で設備を持たずに、費用を支払うことでエネルギー貯蔵システムの利点を享受できる。
3.今後について
東京海上日動と東京海上ディーアール、EC SENSINGは、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構と共同で研究・開発を進め、それぞれの技術やノウハウを提供し合い、強みを活かしながら蓄電池管理技術の実用化・普及に取り組んでいく。また、脱炭素社会の実現に貢献するため、幅広い業界・分野にサービスを提供するデータのオープンプラットフォームビジネスの構築を目指す。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

東京海上日動、コンタクトセンター領域にAI導入~お客様応対品質の更なる向上へ~

生保

太陽生命、「太陽生命ジュニアアイスホッケースキルアップスクール」(アイスホッケー教室:島根)に協賛

生保

大同生命、「SAGAパラスポ2025(バレーボール競技)」に特別協賛

生保

アフラック生命、「ゴールドリボンウオーキング2026」に特別協賛

生保

太陽生命、「U9ジャパンカップ2026第14回全日本小学生低学年選抜アイスホッケー大会」に特別協賛

生保

大同生命、関西圏18大学の頂点を決めるピッチコンテスト「KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix 2026」に特別協賛

生保

太陽生命、「太陽生命ラグビー1dayスクールin鳥取・島根」に特別協賛

生保

大樹生命、第39回大樹生命協賛 University of Michigan Mitsui Life Financial Research Center国際シンポジウム開催

損保

東京海上日動、太陽光発電事業者向け「積雪通知および除雪一時費用保険金補償に関する特約」提供開始

生保

太陽生命、「2026年度日本女子シニアオープンゴルフ選手権競技 太陽生命元気・長生きカップ」に特別協賛