あいおいニッセイ同和損保、英国オックスフォード大学スピンアウト企業Mind Foundryと資本業務提携
あいおいニッセイ同和損保は、10月に、AI開発プラットフォームの提供および開発支援コンサルティングを行うスタートアップ企業、Mind Foundry Limited(以下「Mind Foundry」)と資本業務提携した。
昨今、デジタル化・ビッグデータ活用の流れは不可逆であり、さらに新型コロナウイルスの感染拡大を受けたニューノーマルへの対応も加わり、デジタル・トランスフォーメーション実現のためのAI活用がますます重要となっている。同社では、2018年6月にデータソリューション室を設立以来、保険業務におけるデータ活用やAI開発に取り組んできたが、このような社会情勢を踏まえ、取り組みの更なる加速や高度化を推進している。
本取り組みの一環として、高度なAI開発力を有する英国オックスフォード大学※のスピンアウト企業であるMind Foundryと、同社の英国子会社であるInsure the Box Limited社のデータを活用し、保険業務へのAI導入に関する実証実験を実施した。本実証実験を通じて、Mind Foundryの技術力およびソフトウェアプラットフォームの性能を評価し、今般の資本業務提携にいたった。総額約10億円を出資する予定。
※オックスフォード大学はTimes Higher Education発表の世界大学ランキングのコンピュータ科学分野において、直近2年連続世界ランキングNo.1となっている。