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三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、【業界初】保険金不正請求検知ソリューションの運用開始

三井住友海上ならびにあいおいニッセイ同和損保は、フランスのスタートアップ企業であるシフトテクノロジー社が提供する、保険金不正請求検知ソリューションの運用を開始する。保険金支払いの基幹業務において、スタートアップ企業のソリューションを本格展開するのは、国内損害保険業界で初の事例となる。
三井住友海上ならびにあいおいニッセイ同和損保は、保険金不正請求検知における高い技術を有するシフトテクノロジー社との協業により、保険金支払業務を高度化し、これまで以上に迅速かつ適切な保険金支払いにつなげていく。
MS&ADインシュアランスグループは、今後も先進デジタル技術を活用し、健全かつ安定的な損害保険制度の運営に努めていく。
1.保険金不正請求検知ソリューションの概要
(1)導入の背景
近年、保険金の不正請求は、手口が複雑化・巧妙化する傾向にあるだけでなく、組織的な犯行も増加しており、社会問題となっている。こうした中、三井住友海上ならびにあいおいニッセイ同和損保は、不正請求ゼロを目指し、健全かつ安定的な損害保険制度の運営を維持するため、不正請求検知に高い知見を有するシフトテクノロジー社のソリューションを導入することに決定した。
(2)運用開始時期
三井住友海上は、2019年4月11日から運用を開始する。
あいおいニッセイ同和損保は、2020年度から運用を開始する。
(3)特長と期待される効果
膨大な過去の保険金支払データをAI技術の活用により分析し、不正請求と相関関係の高い事故データをスコア化して検知する。また、請求に関わる当事者等の隠れた関係性をネットワーク図にして可視化する機能も備えており、不正の疑いがある保険金請求を効率的に検知できるほか、これまで以上に迅速な保険金支払いを実現する。
メンテナンス性・柔軟性に優れており、複雑化・巧妙化する保険金の不正請求にも迅速に検知することが可能となる。
2.シフトテクノロジー社の概要
シフトテクノロジー社は、2014年にフランスで設立されたスタートアップ企業である。
設立以来、グローバルに事業を拡大し、欧米・アジア等を中心に70社を超える保険会社・保険協会等にサービスを提供している。
同社が提供する保険金不正請求検知ソリューションは、AIと人によるデータサイエンスのノウハウを組み合わせたSaaS※+ソリューションで、世界中の保険会社の保険金支払機能強化に貢献している。
※SoftwareasaServiceの略で、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアもしくは、その提供形態を言う。

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