損保ジャパン日本興亜がコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを立ち上げ
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損保ジャパン日本興亜は、中期経営計画達成のための重要戦略であるデジタル戦略を一層加速させるため、米国シリコンバレーを中心とするスタートアップ企業に特化して投資を行うコーポレート・ベンチャーキャピタルファンド(以下、「CVCファンド」)を立ち上げた。
SOMPOホールディングスおよび損保ジャパン日本興亜は、2016年4月、両社にデジタル戦略部を新設するとともに、東京と米国シリコンバレーに「SOMPO Digital Lab」を設置し、世界最先端のデジタルテクノロジーに関する情報収集・調査研究を行い、これまでにない新たな価値をお客さまに提供することを目的に、デジタル戦略を推進している。
2016年度からデジタル技術への投資を本格化し、卓越した技術を持つシリコンバレーの有力なスタートアップ企業等への投資を強化しており、現在、既に多数の案件において迅速な実証実験や協業につなげている。
このたび、「SOMPO」の名を冠したCVCファンドを新たに立ち上げることで、シリコンバレーをはじめとするグローバルなデジタル・コミュニティにおいて、SOMPOブランドの一層の浸透と有力スタートアップ企業とのネットワーク強化を実現し、デジタル戦略のさらなる加速を図る。
これまでにない高品質かつ利便性の高い商品・サービスの提供や、前例にとらわれない業務効率化などを実現してビジネスモデルを変革するとともに、得られた知見や成果を国内損害保険事業はもとより、国内生命保険事業、介護・ヘルスケア事業、海外保険事業にも展開し、グループ全体として世界最先端のデジタル先進企業を目指す。
■CVCファンドの概要
・ 名称: Translink Capital Partners(SOMPO)I,L.P
・ 目的: デジタル領域を手掛ける国内外の有望なベンチャー企業への投資
・ 設立日: 2017年7月5日
・ 出資総額: 40百万米ドル(約44億円) <80百万米ドルまで拡大可能>
・ 運用者: Translink Capital L.L.C(ベンチャーキャピタル事業)
・ 資本関係: 損保ジャパン日本興亜から当該ファンドへの出資を行っている。