損保協会、「第27回自動車盗難事故実態調査結果」を発表
損保協会は、第27回「自動車盗難事故実態調査」を実施した。
本調査は2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車の車両本体盗難や車上ねらいの実態調査を実施しているもので、今回が27回目となる。
1.実態調査結果(概要)
・車両本体盗難件数は直近5年間で最多件数となった。
・車両本体盗難の1件あたり支払保険金は年々上昇。さらに年間の支払保険金も約82億円となり2024年と比較して約10億円増加した。
・車両本体盗難、車上ねらいともに車名別盗難でランドクルーザーがワースト1となり、被害が突出している。
・都道府県別では、愛知県の車両本体盗難の支払件数割合が増加傾向。支払件数は2位の埼玉県と比較して、約2倍の件数を占める。
2.実態調査結果(詳細)
(1)1件あたりの支払保険金の推移-自動車盗難被害は再び増加の兆し-
・車両本体盗難1件あたりの平均支払保険金は、車両価格の上昇に伴い、年々増加傾向となっている。
・車両本体盗難1年間の支払保険金の総額は、約82億円となり、2024年と比較して約10億円増加した。
・車上ねらいの1件あたりの支払保険金は、過去2年と比べて、約10%上昇した。
(2)車名別盗難状況-ランドクルーザーの盗難被害が深刻化-
・2025年の車両本体盗難の車名別盗難状況のワースト1は、5年連続でランドクルーザーとなった。また、車上ねらいの車名別盗難状況でもワースト1となり、ランドクルーザーの盗難被害が突出している。
・なお、車両本体盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が一層強まっている。
(3)車両本体盗難の支払件数(盗難多発都道府県)-愛知県に盗難被害が集中-
・2025年の車両本体盗難の支払件数(盗難多発都道府県)は、愛知県が2位の埼玉県と比較して、約2倍の件数を占めており、都道府県別車両本体盗難の支払件数割合も増加傾向となっている。
・また、車上ねらいの都道府県別盗難状況でも2年連続ワースト1となり、愛知県が占める割合も年々高まっている等から、愛知県に盗難被害が集中している傾向がみられている。
その他の調査結果は、「第27回自動車盗難事故実態調査結果」を参照。
【URL】https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/index.html
3.実態調査の実施概要
・調査対象期間:2023年1月1日~2025年12月31日
・調査対象:損害保険会社21社(損保協会非会員会社を含む)
・対象事案:全国で発生した自動車の車両本体盗難事故および車上ねらい(部品盗難含む)
事故で、調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案
※代車等費用保険金のみ支払った事案なども含まれている。
・対象事案数:2025年・・・車両本体盗難:2,746件、車上ねらい:672件
2024年・・・車両本体盗難:2,499件、車上ねらい:720件
2023年・・・車両本体盗難:2,597件、車上ねらい:921件
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