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三井住友海上、CCS事業者専用保険の販売開始~カーボンニュートラル社会の実現を後押し

三井住友海上は、事業化に向けた検討が進むCCS(※1)事業の圧入・貯留事業者向けに、海底下へのCO2の圧入・貯留にかかるリスクを包括して補償する「CCS事業者専用保険」を11月19日から販売する。
同社は本商品の提供を通じて、CCSの事業化を後押しし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。
※1:Carbon dioxide Capture and Storageの略。工場や発電所から排出されるCO2を回収して貯留場所に輸送し、地下帯水層等の大気への影響のない場所に貯留することで、工業プロセスにおけるCO2の削減を実現する技術。
2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、政府は2030年までのCCS事業開始に向けた環境整備のため、模範となり先進性のあるプロジェクトを支援していく方針を示している(※2)。2024年5月には、CO2貯留事業の許可制度等を盛り込んだ「二酸化炭素の貯留事業に関する法律」が成立するなど、CCSの事業化に向けた動きが活発化している。
また、CCSはカーボンニュートラルに向けた次世代エネルギーとして注目されている水素やアンモニアの製造過程で排出されるCO2の抑制にも役立つ。
同社は、CCS事業にかかるリスクを包括的に補償することで、CCSの事業化や水素・アンモニア等の次世代エネルギーの社会実装を支援することを目指し、本商品を開発した。
※2:CCS事業化に向けた先進的取組(経済産業省)
■商品の概要
海底下へのCO2の圧入・貯留や貯留用井戸の掘削にかかるリスクについて、以下の損害を建設段階と操業段階において包括して補償する。
(1)事業者が所有または管理する設備に生じた物的損傷および事業停止に伴う利益損害
(2)事業者が所有または管理する設備に起因して生じた第三者の物的損害または身体障害に対する賠償責任
(3)CO2貯留用の井戸の制御費用、再掘削費用、井戸の改修にかかる費用
同社では今後、CCS事業開始に向けて、貯留層からCO2が漏出した際の環境価値喪失に対する補償等、新たなリスクに対応した専用保険の拡充を検討していく。

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