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三井住友海上と三井住友海上あいおい生命、環境エネルギー投資が組成するファンドへ投資

三井住友海上と、三井住友海上あいおい生命は、環境エネルギー投資(以下、EEI社)が運用する、脱炭素等の社会課題解決を投資テーマとしたファンドへの投資を決定した。
本ファンドへの投資は、ESG投資の一環であるインパクト投資※の位置づけであり、計測可能な社会的インパクト創出と資産運用利益獲得の両立を目指す。
EEI社は、環境・エネルギー分野に特化した日本で唯一の独立系ベンチャーキャピタルで、脱炭素等の持続可能な社会の実現に貢献する革新的なビジネスモデルや技術を有するスタートアップ企業への投資実績を積み重ねている。
世界的に脱炭素の流れが加速する中、脱炭素目標の達成に向けたイノベーションや事業創造を担うスタートアップ企業が存在感を増しており、本ファンドは成長が期待されるエネルギートランジション、モビリティ&トランスポーテーション、スマートソサエティを主要な投資領域としている。
投資先企業の成長を通じた資産運用利益の獲得に加え、社会課題の解決ならびに社会的インパクトの創出が期待できることから、本年3月に三井住友海上が、6月に三井住友海上あいおい生命が、それぞれ投資を決定した。
※ 運用収益の獲得と社会的インパクトの創出(環境問題のほか、社会問題解決を目的に含む)の両立を目指した投資
◆本ファンドの概要
・名称
EEI5号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合
・規模
218億円(2023年6月30日時点 出資約束金額)
・運用会社の概要
名称:株式会社環境エネルギー投資
所在地:東京都品川区東五反田5-11-1
代表者:代表取締役社長 河村 修一郎
設立:2006年3月
・存続期間
2022年9月15日~2032年12月31日の約10年間
(+最長2年間の延長)
・主な投資対象
・脱炭素等の持続可能な社会の実現に貢献するビジネスモデルや技術を有するスタートアップ企業
・2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、抜本的なイノベーションに資するビジネスモデルや技術を有するスタートアップ企業

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