東京海上日動、投資用不動産マーケットプレイス「RENOSY」内で組込型火災保険の提供を開始

東京海上日動、株式会社GA technologies、株式会社Finatextは、国内の不動産業界および保険業界において初となる、オンラインの投資用不動産サービス上で組込型の火災保険に申込・加入できる仕組みを共同開発した。GA technologiesが運営するネット不動産マーケットプレイス「RENOSY(リノシー)」の投資用不動産購入者向けに5月から提供を開始する。
GA technologiesが運営する「RENOSY(リノシー)」と、FinatextのSaaS型デジタル保険システム「Inspire(インスパイア)」をAPI連携し、「Inspire」に東京海上日動が提供する個人向け火災保険を搭載することで、「RENOSY(リノシー)」のユーザーがオンラインで火災保険に申込でき、不動産投資検討から保険手配まで一貫してオンラインで手続きすることが可能となる。
テクノロジーの進展やオンラインを活用したビジネスモデルが普及する中、商品・サービスを購入するお客様の意識やプロセスは大きく変化している。こうした中、オンライン上で提供される商品・サービスに保険商品を組み込み、一つの商品・サービスとして提供する組込型保険(エンベデッド・インシュアランス)が、利便性高く保険加入できる仕組みとして注目されている。
投資用不動産の購入者は、融資を受ける際に火災保険の加入が必要となるケースが多く、保険加入が不動産購入時に発生する多様なタスクの一つとなっており、お客様から「シンプルかつ効率的に火災保険に加入したい」といったニーズがあった。
こうした中、投資用不動産の購入者が抱えるニーズに応えるため、不動産投資にまつわる手続きの効率化・デジタル化を進めているGA technologiesと、デジタルを活用しながら保険商品・サービスを提供している東京海上日動、オンライン完結型保険やエンベデッド・インシュアランスの開発・販売を可能とするSaaS型のデジタル保険システム「Inspire」を提供するFinatextの3社で連携し、投資用不動産の購入者向けにオンラインのサービス上で火災保険に加入できる仕組みを共同開発した。