三井住友海上、「ミライデザインメタバース」のサービス提供開始
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三井住友海上、中部電力ミライズ、ミライデザインパワー、およびUrthは、つくば市の地下空間と熱供給設備※1を再現した「ミライデザインメタバース」を構築した。
ミライデザインパワーは、3月31日より主につくば市に住む人を対象に、「ミライデザインメタバース」で参加者の分身であるアバターを通して、様々なコンテンツに参加できるサービスの提供を開始する。
本サービスでは、「未来のエネルギーを考える」をテーマとし、地域冷暖房システム※2をはじめとする将来のエネルギーシステムについて、つくば市民と共に考えるコンテンツを提供する。
本コンテンツでは、SDGsや地域活性化を題材としたサミットや、将来のエネルギーシステムのあり方に関する企画コンペを定期的に開催し、参加者やコンペ入賞者にデジタル地域通貨クラフトコイン※3を進呈する。
また、4社は「ミライデザインメタバース」において、クラフトコインの活用拡大に関する実証を行う。具体的には、中部電力ミライズはエコ活動への参加に応じてクラフトコインを進呈することで、楽しく取り組める仕組みを構築していく。また、三井住友海上はデジタル地域通貨を活用した保険募集のUI・UXのあり方を実証していく。
※1 ミライデザインパワーは、つくば駅周辺の複数の施設に冷温熱を送るための供給設備をつくば市の地下空間に設置している
※2 一定地域内の建物群に熱供給設備(地域冷暖房プラント)から、冷水・温水・蒸気などの熱媒を地域導管を通して供給し、冷房・暖房・給湯などを行うシステム
※3 アプリ「クラフトつくば」を介してつくばエリアの店舗などで利用できるコイン