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損保ジャパン、「自動運転向けデジタルリスクアセスメント」を開発

損保ジャパンは、アイサンテクノロジーおよびティアフォーと共同で、安心・安全な自動運転走行を支援するインシュアテックソリューションとして「自動運転向けデジタルリスクアセスメント」を新たに開発し、5月から提供する。
損保ジャパン、アイサンテクノロジーおよびティアフォーの3社は、社会課題解決への期待が高い、自動運転が社会実装される世界を目指し、2019年2月から自動運転向けインシュアテックソリューション「Level Ⅳ Discovery(レベルフォーディスカバリー)」※1の開発を進めており、このたび、ソリューションのひとつである自動走行前の事故予防を支援するリスクアセスメント※2に、先端の自動運転技術を取り込んだデジタルソリューションとして提供を開始する。
まずは、国が進める未来技術社会実装事業として選定された奈良県三郷町へ提供し、その後、全国各地の自動運転実証への提供を進めていく。
◆「自動運転向けデジタルリスクアセスメント」の主なメニュー
(1)MMS(モービルマッピングシステム)による走行ルート調査
周辺の3次元座標データと連続映像を取得する車両搭載型・移動計測装置であるMMS(モービルマッピングシステム)で取得した、高精度3次元地図を生成するための点群データから、デジタルシミュレーションを行い、自動走行の危険度合いを解析する。
(2)自動運転システムによる自車位置推定の精度調査
自動走行するうえで、自動運転システムが自車位置を正確に認識する必要がある。走行ルートの観測データをもとに、GNSSシステム(全球測位衛星システム)を用いた精度評価を行い、自車位置の精度判定を行う。自動運転システムの自車位置推定には、3次元地図とLiDAR情報※3とを統合させるスキャンマッチング技術等を利用しており、GNSSシステム搭載の場合においてもそれら技術を複合させた結果により自動走行の自車位置推定結果を導く。
(3)通信環境調査
走行ルートを網羅する通信環境状態を調査する。
(4)走行シミュレータによる危険回避調査
走行シミュレータ※4を利用し、実際の走行ルートに近づけた自車位置推定調査に必要な環境を再現し、そこで得たデータを自動運転オープンソースソフトウェア「Autoware」※5のシステムに反映することで、自車位置推定調査や走行時における危険予測の評価をする。
※1 インシュアテックソリューション「Level Ⅳ Discovery」
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2018/20190215_1.pdf
「走行前の事故予防」・「走行中の見守り」・「万が一の事故への備え」と、自動運転走行を安心・安全面で総合的にサポートするソリューション
※2 リスクアセスメント
自動運転車の安全な走行と運用を支援するため、実証実験の計画段階から走行ルート案における危険シナリオを洗い出し、それらの危険度を評価して、適切な対策を講じることで、安全な走行を支援するソリューション
※3 LiDAR情報
「Light Detection and Ranging」の略。レーザーを対象物に照射し、散乱光を測定することにより、対象物までの距離(や性質)を取得するLiDARの技術によって、得られた情報
※4 走行シミュレータ
名古屋大学・名城大学・ティアフォー・株式会社マップフォー・アイサンテクノロジーで共同開発されたプログラム
※5 Autoware
The Autoware Foundationの商標

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