損保ジャパン、松崎町で実施される2020年度「しずおか自動運転Show CASEプロジェクト」実証実験に参画
損保ジャパンは、2020年度「しずおか自動運転Show CASEプロジェクト」において静岡県賀茂郡松崎町で実施される自動運転車の公道走行の実証実験に参画する。
西伊豆沿岸地域は、バスと自家用車以外の交通手段が乏しいうえに、過疎化・高齢化が進んでいる地域である。松崎町では、現在自主運行バスが毎時1本程度運行しているが、乗務員不足等の理由から今後の安定した運行の維持が課題となっている。
本実証実験では、自動運転車で公共施設と集落をつなぐことによる過疎地域の生活環境の改善の可能性と、地域の新たな交通システムとして、自動運転走行による安心・安全な移動サービスの実現可能性を検証する。
◆実証実験の概要
以下の内容の実証実験を行う。
・乗用車タイプの自動運転車(LV2)による自動走行の実施
・走行ルート上に検知システムを設置し、自動運転車両側に情報を送信することで、見通しの悪い道での対向車の走行検知を検証
・道路上にある樹木、電柱、ガードレール等(道路地物)を地図情報に搭載し、車両の円滑な運行を検証
・車内にモニター等を設置し、センサー情報や高精度3次元地図の状況等を映し、自動運転の見える化を検証
【実施スケジュール】
11月17日(火)~11月20日(金)4日間のテスト走行
11月24日(火)~12月4日(金)10日間※の自動走行
※11月29日(日)は運休日