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MS&ADインターリスク総研、水災リスク情報一括確認システム(愛称「スイサーチ」)を開発

MS&ADインターリスク総研は、今般、台風の接近や大雨の発生等の水災が予見される際に、リアルタイムで気象情報の把握や各種対応・判断のタイミング(=警戒ステージ)を自動で判定する、水災リスク情報一括確認システム「スイサーチ」を開発した。
1.「スイサーチ」の概要
台風の接近や大雨の発生等の水災が予見される際、企業は全国各地の自社拠点で水災被害が発生する可能性=「事態の深刻度」を把握して、各種判断を行う必要がある。しかし、刻一刻と変化する緊迫した状況の中、さまざまなWEBサイトを通じて複数拠点の情報を収集し、事態の深刻度を判定することは非常に困難である。そこで、MS&ADインターリスク総研は、「多数の拠点の水災関連情報を一度にまとめて」確認できるシステムを開発し、会員制WEBサイトとして提供を開始する。
2.「スイサーチ」の特長
(1)各種注意報、警報等をリアルタイムで表示
気象庁から発令される各種注意報、警報等の情報を収集し、リアルタイムにWEBサイトへ表示する。
(2)拠点ごとの事態の深刻度を判定
拠点ごとの事態の深刻度を「警戒ステージ」として判定することで、深刻度に応じた業務の停止判断等に役立てることができる。また、最大300拠点まで、全拠点の情報を確認することが可能である。
(1)(2)とも日本全国どこでも水災被害の発生する可能性が高まっている拠点を確認することできる。また、水災の発生が予想される場合に、帰宅指示や営業停止、設備等の安全措置を早期に講じる必要があるが、「スイサーチ」は、「水災BCP」や「タイムライン防災」の判断材料としても活用できる。
3.システムの利用方法と料金
(1)利用方法:
会員制WEBサイトへの登録が必要となる。
(2)利用料金:
年間9万円(税別)。
同社とコンサルティング契約を結んでいる企業は、無償で利用できる。
4.機能拡充を予定
2020年秋頃に、「水害発生状況の推定」、「訓練用データの提供」の機能を拡充する予定である。
5.今後の対応
MS&ADインターリスク総研は、今回のサービス提供と並行して、本システムの活用を前提とした「水災BCPの高度化」、「初動・復旧訓練の実施」等のコンサルティングを展開し、企業の防災・BCM対応を支援していく。

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