新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、テレマティクスを活用した新たな損害調査システムを導入

あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス技術を活用した新たな事故対応サービスを4月から全国のサービスセンターに導入した。同社では、今後も先進デジタル技術を活用し、お客さまを全力でサポートしてく。
1.背景
近年のテクノロジーの発展とともに、自動運転、コネクティッドカーなど自動車関連のサービスは急速に変化してきており、従来デジタル化されていなかった車の細かい運転情報などがデータ化されるようになっている。
同社は、テレマティクス自動車保険の販売を促進することにより、デジタル化に向けた取り組みを進めており、今般、事故対応においても、デジタル情報を活用した新しいサービスを提供するため、本システムを開発した。
2.新たな事故対応サービスの概要
テレマティクスデータを活用して事故に至る経緯や周辺情報を瞬時にビジュアル化する。
3.導入時期
2019年4月22日から全国の事故サービスセンターに導入しており、今後、順次機能拡大をしていく。
4.システム概要
テレマティクス車載器から得られる位置情報を元に、地図データ上、お客さまが事故に遭われた場所、走行経路等を表示する。併せて、地図上に標識データ、道路規制データ、天候データを同時に表示させる。
このことにより、従来はお客さまや代理店が同社への事故連絡した際に、オペレーターが細かい事故状況や周囲の状況等を電話で確認していたものが、テレマティクスデータにより即時に判明するため、お客さまの説明の手間が大きく軽減される。
5.今後の展開
既に導入しているドライブレコーダー映像による事故状況の把握の精緻化と併せ、今後はAIを活用した過失割合の判定やお客さまの負担を軽減するためのシステムを開発予定であり、更なる保険金お支払いサービスの高度化を進めていく。
同社は、これからも、最先端のテレマティクス技術を活用した自動車保険と事故対応等における新たなサービスで、これまで以上にお客さまを全力でサポートしていく。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

あいおいニッセイ同和損保、新スマート物流を展開する「株式会社エアロネクスト」と資本業務提携

生保

アクサ生命、「お客さま本位の業務運営を実現するための基本方針」にかかる2023年の評価指標の結果および取組みを公表

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、中継輸送専用の自動車保険を販売開始

生保

SOMPOひまわり生命、日本健康会議主催イベントに登壇、健康経営におけるマイナ保険証の活用を発表

生保

楽天生命、「楽天保険の総合窓口」が契約者ページに対話形式のAIチャットボット機能を提供開始

生保

メットライフ生命、地域住民交流と「縁結び」の場「メットライフ財団支援ホームホスピスマイレの家」オープン

生保

あいおいニッセイ同和損保、テレマティクスデータと音声アラートを活用した「児童の交通事故防止」に向けた共同実証実験を開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、被災地の学校、地域の学校へベルマーク約124万点を寄贈

損保

SBI損保、自動車保険の保険料支払において「青と黄色のVポイント」取り扱いを開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、気象災害に関わる課題解決を目指し降雹アラートサービスを6月から無償提供開始

関連商品