

業界の発展のために
~DVDに込めた想い~
― Interview ―
令和元年6月28日、国税庁が法人契約の生命保険の税務取扱い見直しにかかる改正通達(「法人税基本通達の一部改正について」(課法2―13、課審6―10、査調5―3))を発遣、従来の商品群ごとの税務取扱いを廃止し、単一的なルールを新設しました。このDVDでは、皆様ご存じの井上健哉氏(株式会社fpking 代表取締役)に、この改正通達についてできるだけシンプルに、そしてわかりやすく解説いただきました。一被保険者あたり年間払込P30万円以下の特例では全員養老(ハーフタックスプラン)と対比を行いそれぞれの利点を活かした活用法を、さらに現場で必要となってくる従来の取扱いについても変遷をたどって平易に説明し、わずか2時間で新旧両方の取扱いが把握できるようになっています。“難しいことをわかりやすく、深く、楽しく”をモットーとする井上氏による、これから法人保険をどうアプローチすればいいかについても惜しみなく公開している今回のDVDを、ぜひご覧ください。 【DVD】「贈与アプローチのすべて~人の数だけ贈与提案がある」 (詳細は画像をクリックして下さい。) [関連記事]「今こそ全員養老の魅力を語り、福利厚生の重要性を説く時!」~DVDに込めた思い(PDF 716 KB )(新日本保険新聞・生保版2019年(令和元年)12月23日掲載) 今日から使えるセールスレシピ集 ―ベーシック編― ―アドバンスド編―
平成9年、今から22年前に生保業界に入りました。それまでの6年間は、銀行の営業推進部に所属し新規開拓をしていました。銀行時代は飛び込みでも温かく迎えられることが多く、無関心という反応はあっても、嫌がられることはありませんし、ましてけんもほろろな態度をとられることはなかったんです。
でも保険営業では、最初に親戚や友人・知人を100人リストアップし、まず10人にアポをとって訪問を開始したところ、「あ、ホントに来たんだ」「会うのは会ったからそれでもういいでしょ」という、それまで経験したことのない、想像以上に冷たい扱いを受け、最初の10人で訪問する勇気をすっかり失いました。
これではとても無理だと打ちひしがれて、しばらくは外に出たくなかった。でもずっと社内に居るには理由が要る。法人の大口案件を抱えていて、そのための調べものをしているような体裁を作るのにうってつけの本が、社内備え付けで一番分厚い1500ぺージの本、「保険税務のすべて」(新日本保険新聞社)でした。
【No.102】「よくわかる!『改正 法人税基本通達(2019.6.28)のすべて』~法人保険提案はこう変わる~」
【DVD】「相続アプローチのすべて~人の数だけ相続提案がある」
[関連記事]「お客様の数だけ相続があり、お客様の数だけ贈与がある」㈱fpking 代表取締役 井上健哉氏(PDF)
【DVD】「コロナが変えた生保営業~リモートを使いこなす」― 行動心理学に基づいたオンライン面談 ―
【DVD】実践!人生100年時代の貯蓄性保険提案 トーク集~変額からドル建まで~
ベストセラーDVD「保険税務を使った保険営業」~法人編~の
実践研修ライブ収録版!!
ベストセラーDVD「保険税務を使った保険営業」特別編
〔ハンドブック〕けんや流 すべての答えは「つかみ」にある!
■新日本保険新聞社・編集部より
保険営業パーソンであるならば、朝、目を覚ましてから夜、眠るまで一日中「保険」について考えておられると思います。保険業界だけなく、自動車ディーラに勤めているなら「車」について、不動産会社なら「不動産」について考えておられるでしょう。プロである以上、それが当然でもあります。
しかし、お客様はどうでしょう。皆さん、それぞれの仕事があり、生活があります。日々、忙しいなか、一日のうちで保険についてあれやこれやと考える方がどれだけおられるでしょうか。もちろん、世の中には私たち以上に保険のことに興味を持っておられる人もおられるでしょが、そんな方は極々わずかです。
世の大半の方は「必要なのはわかっているけれど…。何かややこしいなぁ」、せいぜいこのような認識ではないでしょうか。
そんなお客様の許に行って、皆さんの持っている保険の最新知識や保険に対する想いを披露しようと思っても、お客様がどこまで聞いてくれるでしょうか。とりあえず聞いているだけの方に対して延々と熱弁をふるっても、「今、ちょっと忙しいから、また連絡するね」といった生返事が返ってくる程度ではないでしょうか。多くの保険営業パーソンが今日も関心のないお客様に対して必死になって話し込もうとする、そんな空しいシーンが全国で繰り広げられています。そして成果の出ぬまま、多くの方がこの業界を去っていくことになっているのではないでしょうか。
㈱fpking の井上健哉代表もかつてはそのようなお客様の反応に苦しみ抜いた経験の持ち主の一人です。
お客様のことを心底考え、最適なプランを作っても相手は全く興味を示してくれません。興味どころか「早く帰ってほしい」という気持ちが露骨に表れることさえ珍しくはありませんでした。
お客様に話を聞いてもらうためには、「この人面白い人間だなぁ」とこちらに関心を向けてもらうような状況を作ること、それも初対面のわずかな時間のなかでそのように思ってもらうようにする。それが井上氏のたどりついた答えです。
井上氏はそれを「つかみ」と表現します。それぞれのお客様の年齢や環境、その場の雰囲気に応じてちょっとした言葉や仕草を投げかけることでお客様の心にフックをかける、その装置が「つかみ」なのです。井上氏は「つかみ」を会得することで数多くのお客様の信頼を勝ち得、顕著な営業成績を挙げ続けています。
多くの保険営業パーソンがお客様にまともに話を聞いてもらうことができないまま、空しい営業活動を続けている。こんな状況を何とかできないか、井上氏とそんな話をするなか、出来上がったのがDVD「すべての答えは『つかみ』にある!人と人をつなぐ魔法のカギ」です。井上氏にとっては自身の営業の基盤ともいえる重要な部分ともなっていますが、かつて自分が苦しんだのと同じ境遇にある同業の方の不安、ストレスを少しでも減らすことができればという思いで貴重なノウハウを開示していただくことができました。
そして今回、この大好評を得ているDVDの内容をベースに、よりお求めになりやすい価格のハンドブックが誕生しました。業界に入って間もない方を含め、一人でも多くの方にご覧いただければ幸いです。