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共栄火災、2026年3月期第2四半期(中間期)決算を発表

共栄火災は、2026年3月期第2四半期(中間期)決算(非連結)を発表した。
【2025年度中間決算のポイント】
元受正味保険料は、火災保険、自動車保険、新種保険の増収等により、対前年同期比83億円増収の1,147億円、正味収入保険料は、対前年同期比67億円増収の987億円となった。
一方、正味支払保険金(含む損害調査費)は、雪害の支払が増加したことや、自動車保険や新種保険等の支払が増加したことから、対前年同期比で43億円増加の594億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比で6億円増加し、29億円となった。
保険引受損益は、収支残が増加したものの、新種保険の支払備金積増額の増加等により、対前年同期比12億円減少し、△49億円となった。
資産運用損益は、有価証券売却損益の減少等から、対前年同期比で39億円減少の49億円となった。
以上の結果、最終の中間純損益は、対前年同期比で40億円減益の5億円の損失となった。
●主要業績・諸指標等
○元受正味保険料は、火災保険、自動車保険、新種保険の増収等により、1,147億円(対前年同期比+83億円)、正味収入保険料は、987億円(対前年同期比+67億円)となった。
○正味支払保険金(含む損害調査費)は、雪害の支払が増加したことや、自動車保険や新種保険等の支払が増加したことから、594億円(対前年同期比+43億円)となり、正味損害率は、60.1%(対前年同期比0.3%ポイント上昇)となった。
○正味事業費は、人件費の増加やシステム関連費用の増加、保険料の増収に伴う代理店手数料の増加等により364億円(対前年同期比+17億円)となり、正味事業費率(事業費の正味収入保険料に対する割合)は36.9%(対前年同期比0.8%ポイント低下)となった。
○コンバインド・レシオ(正味損害率と正味事業費率の合計)は、97.0%(対前年同期比0.5%ポイント低下)となった。
○保険引受損益は、収支残が増加したものの、新種保険の支払備金積増額の増加等により、△49億円(対前年同期比△12億円)となった。
●損益状況
○資産運用損益は、有価証券売却損益の減少等から、49億円(対前年同期比△39億円)となった。
○以上の結果、経常損益は、3億円(対前年同期比△45億円)となった。
○経常損益に特別損益及び法人税及び住民税等を加減した中間純損益は5億円の損失となった。(対前年同期比△40億円)
●ソルベンシー・マージン比率
○ソルベンシー・マージン比率は、その他有価証券評価差額金の増加等によるソルベンシー・マージン総額の増加等により、1,167.4%(対前年度末比62.4%ポイント上昇)となった。

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