こくみん共済coop〈全労済〉、全国約7,000人の小学生に「交通安全オンライン授業」を配信
こくみん共済coop〈全労済〉は、株式会社朝日学生新聞社とともに、未来ある子どもたちを交通事故から守る「7才の交通安全プロジェクト」の取り組みの一環として、小学生1年から4年生を主な対象とした小学校向けの「交通安全オンライン授業」を6月25日(水)に実施した。授業は午前、午後の2回に分けて配信され、合わせて75校、全国の7,104名の児童が参加した。
本授業の様子を7月31日より、同会ホームページにてアーカイブ動画として公開した。
夏休みに入り子どもたちも行動範囲が広がる時期となる。
【授業の内容】
授業では歩行中の交通安全に関わる10問のクイズを初級・中級・上級・超上級に分けて出題した。例えば、子どもと大人の視界を比較する問題では、実際に子どもと大人が見えている範囲を表示した写真を出題し、子どもと大人で水平方向・垂直方向それぞれで見える範囲に違いがあることを解説した。授業の最後には10問のクイズをおさらいすることで、歩行中に注意するべきポイントについて児童への定着をはかった。
【講師】
沼田晶弘氏(東京学芸大学附属大泉小学校教諭)
東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカ・インディアナ州立ボールステイト大学大学院にて修士課程を修了。2006年から現職。教育関係のイベント企画を数多く実施するほか、企業向けにやる気を引き出す声かけや、リーダーシップ、コーチング、信頼関係構築などの講演も精力的に行っている。著書に、『One and Only~自分史上最高になる』(東洋館出版)など多数。
【小学校対象「交通安全オンライン授業」の概要】
●主催:こくみん共済coop〈全労済〉、朝日学生新聞社
協力:朝日新聞先生コネクト
●実施対象:小学校
●開催日時:2025年6月25日(水)①10:45~11:30②13:00~13:45
【7才の交通安全プロジェクトとは】
小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないために、交通事故による死者数が突出して多いというデータがある(公益財団法人交通事故総合分析センター調べ)。同会では、このデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るため、2019年1月から交通事故抑制に取り組んでいる。