あいおいニッセイ同和損保、GOとの連携で国内ライドシェア事業の実態・ニーズに対応する新たな保険商品をリリース
あいおいニッセイ同和損保は、No.1※1タクシーアプリ『GO』を運営するGO株式会社(以下「GO」)と連携し、あいおいニッセイ同和損保が提供するライドシェア事業向け自動車保険「移動支援サービス事業用自動車保険特約」(以下、ライドシェア保険)において、2025年4月からライドシェア保険を改定し、「小額の車両損害を補償するプラン」、「勤務形態に応じた1時間単位の保険料設定」等の提供を開始する。
今回の改定で国内ライドシェア事業の運行実態やニーズに対応した合理的な保険料の設定や補償内容の拡充を行うことにより、ライドシェア事業における課題解決に貢献し、安全・安心な日本版ライドシェア・公共ライドシェアの展開に尽力する全国のタクシー事業者・地方公共団体の取り組みをさらに後押ししていく。
※1:data.ai by Sensor Tower調べ|タクシー配車関連アプリにおける日本国内ダウンロード数(AppStore/GooglePlay合算値)調査期間:2020年10月1日~2024年12月31日
1.背景
あいおいニッセイ同和損保は、日本版ライドシェアの開始に合わせ、2024年4月からタクシー事業者や地方公共団体向けにライドシェア保険の提供を開始、同年8月にはGOと連携して同保険におけるライドシェア事業のドライバー・車両の増減や稼働日数等の通知業務を効率化できるスキームを導入するなど、保険・サービスの提供を通じて、全国におけるライドシェア事業の推進に寄与してきた。
また、GOは、ライドシェアドライバーの採用支援、ドライバー向けアプリや管理システムの提供などを通じて、全国のタクシー事業者・地方公共団体が進める日本版ライドシェア・公共ライドシェアの開始と運行の支援を行ってきた。
今般、両社がこれらの取り組みを進める中で運行事業者やドライバーを通じて把握・集約してきたライドシェア運行における課題やニーズの実態※2を踏まえ、あいおいニッセイ同和損保は、ライドシェア保険において、国内ライドシェア事業の運行実態やニーズに対応した合理的な保険料の設定や補償内容の拡充を行う。
※2「 夜間運行中の酔客の嘔吐等への不安」や「勤務実態に合わせた合理的な保険料設定」など
2.概要(ライドシェア保険の改定内容)
2025年4月1日以降を始期とするライドシェア保険において、下記の改定を実施する。本改定により、ライドシェアドライバーやタクシー事業者・地方公共団体の課題解決を目指し、ライドシェア事業の安全・安心な発展を支援していく。
●保険料1時間単位型※〔新設〕
:1時間単位の保険料設定を可能とする
●1時間単位型※の保険料上限〔新設〕
:保険料1時間単位型に保険料上限(5時間運行相当)を設定
●車両補償10万円限度〔新設〕
:車両補償10万円限度額プランを新設
●1日単位型の移動支援サービス提供日数のカウント方法改善〔変更〕
:現行の「0時から24時」に加え「16時から翌日16時」のカウント方法を追加
●補償対象車両の追加〔変更〕
:補償対象車両に、レンタカー・カーシェア
リングを追加
※ GO等が提供する、運行記録を取得できるアプリを導入した事業者が適用対象となる。
3.今後の展開
あいおいニッセイ同和損保は、GOをはじめとする提携パートナーとの協業取組や、500以上の連携協定締結先の地方公共団体とのネットワークを通じ、営業地域や事業規模に関わらず、日本版ライドシェア参入を検討するタクシー事業者および公共ライドシェア導入を検討する地方公共団体にライドシェア保険を提供していく。
また、GOは引き続き、全国のタクシー事業者・地方公共団体が進める日本版ライドシェア・公共ライドシェアの開始と運行を支援するサービスを提供していく。
今後も両社で連携して、地域における移動手段の不足解消に尽力する全国のタクシー事業者・地方公共団体の取り組みを支援していく。