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損保ジャパン、外国人留学生向け防災ワークショップ開催

損保ジャパンは、有限会社西谷(以下「西谷」)や、昭和女子大学の学生らと共同で、外国人留学生に対し、防災ワークショップを開催した。
1.背景
近年、気候変動による自然災害の激甚化は社会課題の一つであり、各地域において対策が急がれている。特に、外国人にとっては言語や文化等の相違により、情報を集めるのが難しいことからも、災害時の対策は課題となっている。
昭和女子大学では、これまでも日本に長期滞在する外国人留学生に対して災害に関する知識や対策を学ぶ機会を提供してきたが、地震をはじめとした災害の多い日本で生活するにあたって、より正しい知識や平時からの備えを身につける機会を設ける必要があるとの考えから、学生が主体となる防災ワークショップを企画した。
損保ジャパンは、防災ワークショップ『防災ジャパンダプロジェクト』を通じ、これまでも西谷と共同で防災ワークショップを開催してきた。今般、企画者である学生の“非常食に馴染みのない留学生に防災を身近に感じてもらいたい”という想いを実現するために、共同でのワークショップの開催に至った。
2.防災ワークショップの概要
開催にあたっては、ボランティアを企画・実施する授業で学んだ有志の日本人学生が中心となり、二部構成にて開催した。
【活動内容と目的】
第一部:1月10日(金)開催過去の地震と今後の対策について
東日本大震災や能登半島地震の被害や経験を伝える。また、近年警戒されている南海トラフ地震や津波について説明し、日本の地震に対する知識を養う。
第二部:1月17日(金)開催地震への備え方
非常時に必要な水や食品、生活用品の種類と量について伝えることで、外国人学生が自宅で備蓄することを助長する。また日本の非常食を試食してもらい、その購入および常備のきっかけにする。
損保ジャパンが『防災ジャパンダプロジェクト』として実施した第二部では、昭和女子大学の留学生および隣接するテンプル大学ジャパンキャンパスの学生ら約30名が参加し、新聞紙やチラシなど身の回りにあるもので食器を作る“紙食器づくり”を案内した。実際に作った紙食器を使い、お湯や水で調理する非常食を試食してもらうことで、参加者からは、「非常食がおいしいことに驚いた」「災害への備えについて考える機会になった」「紙の食器でもビニール袋を使うことで何度も使用できることに驚いた」などの感想が寄せられた。

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