SOMPO福祉財団、第26回「SOMPO福祉財団賞」受賞文献を決定
SOMPO福祉財団は、社会福祉に関する優れた学術文献を表彰する「SOMPO福祉財団賞」の受賞文献を決定した。また、財団賞には及ばないものの、優れた著作(佳作)であると評価された、特に若手の著者を対象とした「SOMPO福祉財団奨励賞」の受賞文献も決定した。なお、受賞者には2025年3月12日(水)に、損害保険ジャパン本社ビルにおいて贈呈式を開催する。
1.SOMPO福祉財団賞 (賞状、記念品と研究・出版助成金100万円)
(1)受賞文献
著書名:『障害と所得保障-基準の管理から分配の議論へ』
著 者:風間 朋子 氏 (関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科准教授)
出 版:株式会社生活書院 2023年12月発行
(2)「SOMPO福祉財団賞」について
本賞は、日本における優れた社会福祉学術文献を表彰する制度である。
1999年に創設し、本年度で26回目となる。
同賞が、社会福祉学の学問的探求を目指す方の研究意欲の促進につながり、その研究成果が日本の社会福祉の発展に大きく寄与することを目的としている。
(3)受賞記念講演会について
2025年7月19日(土)には、グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)において、受賞者による講演会の開催を予定している。
2.SOMPO福祉財団奨励賞 (賞状、記念品と研究・出版助成金50万円)
著書名:『教育による包摂/排除に抗する児童福祉の理念-児童自立支援施設の就学義務化から』
著 者:高田 俊輔 氏 (上越教育大学大学院学校教育研究科講師)
出 版:春風社 2024年2月発行