損保ジャパン、小学生を対象とした『\みらいワクワク!/こども仕事体験フェスタ』を全国で展開
損保ジャパンは、こどもの貧困、地域産業の空洞化、過疎化・東京一極集中などの社会課題解決を目指し、小学生を対象とした仕事体験イベント『\みらいワクワク!/こども仕事体験フェスタ』(以下、本イベント)を全国各地で展開していく。
1.背景
こどもの貧困や地域産業の空洞化、過疎化・東京一極集中など、地域の社会課題は複雑化している。
損保ジャパンは、これまでも社会課題解決に向け、損害保険事業を通じた社会的役割の発揮のほか、防災・減災、文化・芸術、スポーツなどの取組みを通じた地域貢献活動を継続してきた。損保ジャパンでは、より地域一体となった持続的な取組みによる社会課題の解決を目指す。
また、本イベント開催を通じて、未来を担うこどもたちが、将来、地域課題の解決、社会の発展に貢献する人物になってほしいという想いのもと、全国で開催していく。
2.取組み概要
本イベントは、全国各地の自治体、教育委員会の共催・後援のもと、損保ジャパンが企画・運営を行い、地域企業・団体等に仕事体験のブースを出展することで、地域一体となって、こどもたちにリアルな仕事内容を学ぶことができる機会を提供する。これまでに沖縄県、広島県、埼玉県、熊本県で開催し、約100社の企業・団体等が仕事体験ブースを出展し、約2,500名のこどもたちがさまざまな仕事を体験した。
参加したこどもや保護者等に行ったアンケート結果では「次回も参加したい」「高い志で学ぶきっかけがつくれた」と回答した人が95%以上となり、こどもたちの将来について考える機会を提供できたことが実証されている。
また、取組みに賛同する全国パートナー企業※の支援を加えることで、イベント価値向上と運営コスト抑制により、継続開催可能な仕組みを構築している。一例として、こどもがスマートフォンを持つことでSNSトラブルが増加していることを背景に、全国パートナー企業である一般財団法人LINEみらい財団と連携し、情報モラル教育を提供している。
※本取組みの趣旨に共感し、会場手配や仕事体験ブースの出展、特別講座など、全国での開催を支援する企業・団体等
3.今後について
全国の自治体・企業・団体と連携し、各地で本イベントを開催していく。2024年度の開催予定は以下の表の通りである。なお、2025年度は全国20か所程度での開催を見込んでいる。本イベントを通じて社会課題解決・地方創生への貢献に取り組んでいく。