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大同火災、自動車保険契約者向け教材『D-LeaRning』を提供開始

大同火災は、事業用自動車保険契約者向けに、事故削減に向けたオンライン教材(『交通安全D-LeaRning(ディーラーニング)』をリリースした。
『交通安全D-LeaRning』では、交通に関するルールなど運転するうえで最低限覚えておくべき内容が出題され、企業全体での回答傾向を踏まえた交通安全講習会の実施などを通して、企業全体の交通安全に関する意識の向上を図ることを目的としている。
2.取り組みの背景・目的
沖縄県においては、交通事故発生件数は過去10年で減少傾向を示しているものの、依然として課題が残されている。特に、令和5年中における人口10万人あたりの死者数については全国平均を下回ることなく、全国25番目と低水準にとどまっている。また、交通事故全体に占める飲酒絡み事故の構成比率は、全国ワーストという不名誉な状況が続いている(出典:「令和5年版 交通白書ダイジェスト(沖縄県警察作成)」より)。
このような課題に対処するため、大同火災では長年にわたり、一般企業や官公庁向けに交通安全講習会を開催し、毎年200回以上の活動を通じて、交通事故削減に向けた啓発活動を推進してきた。
しかしながら、従来の対面型の講習会では、業務の繁忙期や拠点が複数ある企業の参加が難しく、一部の従業員が参加できないなどのケースがあった。
このような現状を踏まえ、大同火災では新たなオンライン教材『交通安全D-LeaRning』を開発することで、時間や場所の制約を超えた柔軟な学習機会を提供し、さらなる交通安全意識の浸透を目指す取り組みをスタートさせた。
3.新教材の特徴
『交通安全D-LeaRning』は、これまでの講習会に加えてオンライン学習の利便性を活かし、企業の従業員がいつでもどこでも交通安全について学べる環境を提供する。本教材の主な特徴は以下のとおりである。
・企業ごとの回答分析
各企業の回答データを集計・分析し、課題の多い分野を明確化。
その結果に基づき、講習会の内容をカスタマイズして提供することで、より効果的な交通安全指導を実現する。
・継続的な学習をサポート
受講者の進捗を記録し、企業担当者へ連携することで、受講管理の手間を省き継続的に学習できる仕組みを提供する。
4.今後の展望
大同火災では、『交通安全D-LeaRning』の導入を通じて、さらに多くの企業や組織に交通安全意識の醸成・浸透を目指している。また、得られた受講データを活用し、地域や業界ごとの交通事故の特徴に応じた具体的な解決策を提案する取り組みも検討していく。
今後も関係機関との連携を強化しながら、あんしん・あんぜんな沖縄県の実現を目指して各種取り組みを推進していく。

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