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ソニー生命、不正事案の未然防止・早期発見に向けた取組進捗について

ソニー生命は、2026年4月24日に公表*したとおり、同社専属代理店および同社営業社員が担当しているお客さまの契約状況や金銭に関する不審な点がないかの確認を開始している。
2026年4月24日までに申し出たお客さまへの確認状況、今後の確認スケジュールおよび新たに開始する取組について、進捗を公開する。
1.2026年4月24日までに申し出たお客さまへの確認状況
2026年4月24日までに、同社に金銭に係る不適切行為が疑われる申し出たお客さまは31名であり、そのうち22名の申し出が同社営業社員(元営業社員を含む)に関するもの、9名の申し出が同社専属代理店に関するものである。
■同社営業社員に関する申し出の確認状況
同社営業社員に関する22名のお客さまからの申し出について、これらのすべてのお客さまに連絡を行い、2026年5月22日時点で18名について事実確認が完了している。保険料や保険金の詐取、費消流用といった保険業務における金銭不祥事は確認されていない。
一方、お客さまへの投資話の持掛け、または金銭の借り受けといった不適切な金銭の授受を4名確認している。対象となったお客さまに対しては、お客さまの保護と同社の社会的責任に鑑み、個々の状況を慎重に検討し、弁護士等外部の専門家の見解を確認したうえで、真摯に対応を検討していく。
*2026年4月24日公表「不正事案の未然防止・早期発見に向けた同社の取組について」
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2026/files/260424_oshirase.pdf
[保険業務における金銭不祥事]
・保険業務における金銭不祥事(詐欺、横領、費消・流用、等)
事実認定した申し出数  :0名
関わった営業社員数   :―
営業社員が受け取った金額:―
[保険業務に関わらない不適切な金銭の授受]
・お客さまに投資または儲け話を持ち掛けて金銭を受け取った行為
事実認定した申し出数  :1名
関わった営業社員数   :1名
営業社員が受け取った金額:約3,800万円※1
・お客さまから金銭を借り受けた行為
事実認定した申し出数  :3名
関わった営業社員数   :3名
営業社員が受け取った金額:約230万円※2
・合計
事実認定した申し出数  :4名
関わった営業社員数   :4名
営業社員が受け取った金額:約4,030万円
※1:お客さまに投資または儲け話を持ち掛けて金銭を受け取った行為について、その後の調査から、表中に記載の1名の元営業社員が、申し出たお客さま以外に6名のお客さまから約6,300万円の金銭を受け取っていたことが判明している。
※2:お客さまから金銭を借り受けた行為について、その後の調査から、表中に記載のうち1名の元営業社員が、申し出たお客さま以外に4名のお客さまから約1,700万円の金銭を受け取っていたことが判明している。
また、事実確認が完了した18名について、上記の表に記載の事案の他に、社内規程において取扱が認められておらず、サービスポリシー(お客さまに対する権限明示)でも取扱を表明していない投資商品やその取扱業者等をお客さまに紹介したことが、2名のお客さまからの申し出により確認された。お客さまからの金銭の受け取りはないが、営業社員が紹介した行為によりお客さまが取扱業者等に支払った金額は約3,150万円である。
事実確認については、弁護士等外部の専門家の見解を確認しながら進めている。また、不適切な金銭の授受を確認した事案について、営業社員の同社在職中の行為に対しては、社内規定に基づき厳正に処分を行っていく。
■同社専属代理店(プレミア・エージェンシー)に関する申し出の確認状況
同社専属代理店に関する9名のお客さまからの申し出については、すべての申し出が投資商品等を紹介した疑いであること、加えて、同社とは独立した別法人である専属代理店とお客さまとの間での行為であることから、事実や証跡の確認に時間を要しており、いずれも現時点では事実確認中である。以下の2.に記載のとおり、2026年4月28日より開始しているお客さま確認とあわせて、引き続き、事実確認を進めていく。
2.同社が開始したお客さま確認の概要
同社では、2026年4月24日に公表したとおり、複数のお客さまから申し出ている事態を重く捉え、同社専属代理店および同社営業社員が担当するお客さまに対し契約状況や金銭に関する不審な点がないかの確認を実施する。
同社専属代理店が担当する約9万人のお客さまに対する確認は2026年4月28日より開始している。今後は、お客さまからの回答、問い合わせに真摯に対応するとともに、事実確認を進めていく。
同社営業社員が担当する約270万人のお客さまに対しては、2026年5月27日よりメールでの連絡を開始している。今後、順次、郵送やお電話等での連絡、確認も実施していく。
また、同社からお送りするメール等を受け、契約状況の確認も含め、多くのお客さまから申し出、問い合わせがあることを想定している。このような申し出、問い合わせに丁寧に対応するとともに、連絡がつかないお客さまに対して、複数の手段で継続的に連絡し、概ねすべてのお客さまへの確認が完了する時期は2026年11月末を見込んでいる。
なお、お客さまへの確認範囲や調査プロセス等については弁護士等外部の専門家の見解を確認しながら進めている。
3.不正事案の未然防止・早期発見に向けた更なる強化について
2026年4月24日に公表したとおり、同社では2017年度以降、各種手続の改善や営業社員の制度変更、内部管理体制の強化など、保険業務に関する不祥事の未然防止・早期発見に向けた取組を継続的に進めてきた。また、2024年度以降は保険業務に関わらない不適切な金銭の取扱への対応として、お客さまと営業社員の「密室化」を防ぐべく、同社(本社)からお客さまへ直接コンタクトを行う本社アフターフォローコールの導入や、営業社員が案内できる(または案内できない)商品・サービスを説明する「権限明示」の申込時必須化、複数の営業社員がお客さまの状況を共有しチームでお客さまをお守りする「共同保全」をより一層進めてきた。これらの取組については、一定の効果が認められる一方、現時点においても不適切な金銭の取扱が発生している現状を踏まえると、強化の必要性を認識している。
取組のさらなる強化については、2026年4月28日より開始したお客さま確認の結果を受けて原因分析を行い、検討していくが、上記1.に記載のとおり、既に保険業務に関わらない不適切な金銭の授受を複数確認していることを踏まえ、2026年10月以降、お客さまの契約を担当する営業社員に加え、本社からお客さまへの直接コンタクトを強化する。「密室化」の回避に向けては、上記2.に記載のとおり、営業社員が担当するお客さまへの連絡を順次開始しているが、確認完了後も継続して本社がお客さまとコンタクトし続ける体制を構築していく。概要は以下のとおりである。
■本社専門部署がお客さまに直接コンタクトを行う体制の概要
・2024年11月よりお申込み時に一般的に同社営業社員が案内できる(または案内できない)商品・サービスを明確化して示す「権限明示」を必須化しているところ、今後はお取り扱いを担当する一人ひとりの営業社員の専門資格や取扱可能商品等に応じた情報を追加する仕様に変更する。(2026年10月開始予定)
・申し込み時の本社からの確認コールについて、現在、資産形成商品の申し込みや高齢のお客さまのみを対象としているところ、今後はすべての申し込みについて、本社からも契約内容やお客さまの意向を電話で確認していく。(2027年4月開始予定)・申し込み時のみならず、すでに加入しているすべてのお客さまに対し、本社からアプリ・LINE・SMS・メール・電話といった多様な連絡手段を通じて定期的に連絡し、不適切な取扱行為がないことを確認していく。(2027年4月開始予定)
4.次回の進捗報告について
次回は2026年9月中旬を目途に、その時点における同社専属代理店が担当するお客さまへの確認結果および同社営業社員が担当するお客さまへの確認における進捗状況等を公表する予定である。

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