損保ジャパン、千葉県流山市でのeveriwa no wa流山Actionに参画
損保ジャパンは、千葉県流山市(以下「流山市」)とパナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下「パナソニック」)がEV用充電インフラの整備促進および啓発に向けて締結する地域共創プロジェクト「everiwa no wa流山Action※1」の協定について、アクションパートナーとして参画する。
損保ジャパンは2022年10月にパナソニックと共同開発した「everiwa Charger Share※2」向けの専用保険を提供するほか、代理店網を活用し、流山市内におけるEVチャージャーホストおよびEVユーザーの拡大に向けて取り組む。
※1「everiwa no wa流山Action」は、2022年10月にパナソニックがカーボンニュートラル実現に向けて、新たな価値の創造を目指して設立した共創型コミュニティ「everiwa」の活動の一環である。
※2「everiwa Charger Share」は、EVチャージャーホストとEVユーザーをつなぐ、EVチャージャーのシェアリングプラットフォームである。
1.背景
2050年におけるカーボンニュートラルの実現に向けて、各企業が個別の取組みを展開するだけではなく、企業間の共創により新たな価値を生み出し、エネルギーソリューションの展開を加速させる必要性が高まっている。
損保ジャパンは気候変動対策として、SOMPOグループ全体で取り組む「SOMPO気候アクション※3」に基づき、クリーンエネルギー促進に資する商品開発など気候変動への取組みを進めている。
また、流山市は2023年2月にゼロカーボンシティを表明し、2050年に二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、重点施策として「市民・事業者との協働による省エネルギー生活への転換の推進」や「環境負荷の大きい自動車からの転換」を掲げている。
EVチャージャーのシェアリングにおいては、EVチャージャーホストおよびEVユーザー間での充電サービス利用時には物損事故、人身事故、不法駐車等のリスクがあることから、損保ジャパンはパナソニックと共同開発した「everiwa Charger Share」専用保険を提供するほか、流山市のゼロカーボンシティ実現に向けて、流山市内のEVチャージャーホストおよびEVユーザーの拡大を目指す。
※3 気候変動への「適応」「緩和」、そして「社会のトランスフォーメーションへの貢献」を通じて、ステークホルダーとともに人と自然が調和した包括的でレジリエントなカーボンニュートラル社会の実現を目指す取組み。
公式サイト:https://www.sompo-hd.com/csr/materiality/topic1/
2.損保ジャパンの取組み概要
(1)専用保険の提供
保険契約者:パナソニック
被保険者:
・EVチャージャーホスト
・EVユーザー
・パナソニック
※EVチャージャーホスト、EVユーザーによる保険料負担はない。
保険種類:費用・利益保険
補償概要:
加害者不明によるEVチャージャーホストの設備破損等の物損事故、サービス利用中の人身事故や不法駐車に対する弁護士相談費用、レッカー費用などを補償。
※EVユーザーが加入する自動車保険からの支払いを優先する。
引受保険会社:損保ジャパン
(2)EVチャージャーホストおよびEVユーザーの拡大
損保ジャパンが持つ代理店網を活用し、流山市内におけるEVチャージャーホストおよびEVユーザーの拡大に向けて取り組む。
3.今後について
損保ジャパンは、「everiwa no wa流山Action」をモデルケースの一つとし、カーボンニュートラルの実現に貢献する商品、サービスの開発、提供を通じてEVの普及を促進し、SOMPOのパーパスに掲げる「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」社会の実現に貢献していく。