JA共済、第47回全国フロントマン選抜技術競技会の結果を発表
JA共済自動車指定工場協力会[愛称:JARIC(ジェイエイリック)/事務局:JA共済連全国本部自動車部]主催の第47回全国フロントマン選抜技術競技会が10月25日(金)にJA共済幕張研修センターにて開催され、以下の通り、最優秀賞1名をはじめ、優秀賞2名、敢闘賞2名を決定した。
◇最優秀賞(以下、敬称略)
大分県 清家義顕(せいけよしあき)清家自動車
◇優秀賞
山形県 金丸和也(かねまるかずや)有限会社大山ボデー
京都府 河村義久(かわむらよしひさ)JA全農京都丹波自動車サービスセンター
◇敢闘賞
熊本県 大津栄伸(おおつえいしん)有限会社大津車体工業
兵庫県 足立進(あだちすすむ)足立自動車鈑金株式会社
■JARICと全国フロントマン選抜技術競技会について
JARICは、JA・JA共済連と自動車修理工場の相互による発展を目的とした組織で、現在、全国で約1,600の工場が加盟している。その中でフロントマンは工場の代表者としてドライバーの相談窓口になるとともに、工場内においては作業指示者、作業工程管理者などの役割を担っている。
JARICでは、フロントマンの更なる技術向上を図り、優良かつ迅速な修理を行うことを目的に、昭和49年から「全国フロントマン選抜技術競技会」を実施している。出場資格は、各県域大会の成績優秀者で、本年は全国から15名の精鋭フロントマンが出場した。
■本年度は新たに学科競技が審査対象に加わる
本年の競技会は、例年実施している交通事故を再現した実車を用いた見積競技に加え、新たに学科競技を実施。見積競技では、フロント部とリヤ部が損傷した2台の事故車について、制限時間以内に損傷程度やパーツ交換の必要性、工賃などを確認し、見積書を作成。また、新たに追加された学科競技では、自動車修理に求められる知識が問われる問題が出題された。
選手が作成した見積書、答案については、11月1日(金)に全国技術アジャスター協会齊木一郎副会長をはじめとする4名の審査委員により評価を行った。