ヤマップネイチャランス損保、国立公園妙高の保護と登山者の安心・安全を包括する『登山保険付き入域料収受サービス』を開始
ヤマップネイチャランス損保および株式会社ヤマップと新潟県妙高市生命地域妙高環境会議(以下、「妙高市」)は、7月1日に妙高市とヤマップで締結した「国立公園妙高の振興に向けた相互連携・協力に関する包括協定」(以下、「協定」)に基づき、国立公園妙高の保護と登山者の安心・安全を包括する、登山保険付き入域料収受サービスを10月7日より開始する。
■背景
妙高市は妙高山と火打山の自然環境を守るため、登山者から入域料を任意で提供してもらう制度を2020年7月から開始している。当該入域料は任意の寄付金の位置付けで原則500円、ライチョウの生態調査・保全活動や登山道の維持管理に当てられ、山の自然を守ることに活用されてきた。入域料を収める場所は、妙高山と火打山の登山口である、笹ヶ峰登山口、新赤倉登山口、燕温泉登山口の3か所のみで、現地での収受対応への人員コストの課題があった。
■登山保険付き入域料収受サービス
そこで、ヤマップグループの提供する登山保険と入域料の収受をまとめてデジタル決済するスキームを立ち上げた。登山者は事前にYAMAPのwebサイトまたは「YAMAP」アプリから申し込みができ、寄付のお礼として「オリジナル木製ストラップ」を今までどおり受け取ることができる。登山道の維持管理に加え、登山者の利便性の向上と、登山保険の加入を促進することで、自然環境の保全と安心・安全な登山に寄与する。
■登山保険の概要
補償期間:7日間
商品名:外あそびレジャー保険
保険料:580円
補償内容:傷害部位症状別定額払(最大30万円):捜索・救助費用最大300万円