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損保ジャパン、業務委託先鑑定会社におけるランサムウェア被害に伴う情報漏えいが発生

損保ジャパンが損害調査業務の委託契約を締結している東京損保鑑定株式会社(以下、「東京損保鑑定」)において、第三者の不正アクセスによるランサムウェア被害が発生したことが、東京損保鑑定からの報告により判明した。
10月4日(金)時点で漏えいした情報は確認されていない。
現時点で確認できている事実関係は以下のとおりである。
1.経緯
・9月3日(火)、東京損保鑑定から同社に対する報告により発覚
2.漏えいしたおそれのある情報および件数
・本件により漏えいしたおそれのある情報および件数は、現在調査中である。
(注)損保ジャパンは、東京損保鑑定に対して、自動車保険や火災保険等における事故の損害調査業務を委託しており、その調査業務に必要な情報(契約者の氏名、被保険者の氏名・住所・電話番号・証券番号、事故の詳細、損害調査のために提出した書類など)を共有している。
なお、同社では、東京損保鑑定からの報告を9月3日に受領して以降、ただちに新たな損害調査の発注を停止している。
3.今後の対応
・関係機関に報告するとともに、並行して調査を進めていく。

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