JA共済連、ClimateAction100+に署名
JA共済連は、このたび、機関投資家の立場から気候変動問題の解決を促す国際的なイニシアティブであるClimateAction100+に署名した。
ClimateAction100+は、温室効果ガス排出量の多い企業に対し、協働エンゲージメント(企業との対話)を通じて、気候変動への対応を求める世界最大の投資家イニシアティブである。
JA共済連は、豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに貢献するというJA共済事業の使命や、環境問題等の地球的共通課題への対応を掲げる「JAグループSDGs取組方針」に基づき、環境課題の解決やその他SDGsの達成に貢献するため、ESG投資に取り組んでいる。
ESG投資においては、共済事業や農業への影響が大きい気候変動への対応を重点取組課題と位置づけ、投融資先との温室効果ガス排出量削減にかかる対話等に取り組んでおり、ClimateAction100+への参加は気候変動対応にかかる取組強化に繋がるものと考えている。
今後も引き続き、ESG投資を通じて持続可能な社会の実現に貢献していく。
≪ClimateAction100+について≫
・2017年に発足
・PRI(責任投資原則)などの5つの投資家団体が運営を支援
・2024年8月末現在、655の機関投資家が参加(ClimateAction100+ウェブサイトより集計)
・温室効果ガス排出量の大きいグローバル企業170社に対し、温室効果ガス削減のための行動や、気候変動の影響に関する開示の強化などを求める協働エンゲージメントを実施
・投資家の参加形態は、エンゲージメントに直接参加する「InvestorParticipant(パーティシパント)」とエンゲージメントに直接参加しない「InvestorSupporter(サポーター)」があり、JA共済連はサポーターとして署名