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東京海上日動、代理店への出向者による情報漏えいに関するお詫び(その2)

東京海上日動は、乗合代理店における情報漏えいに関する一連の調査において、保険代理店・株式会社ライフプラザパートナーズ(以下「LPP社」)に出向していた同社社員がLPP社で取り扱う他保険会社のお客様の契約情報等を同社へ漏えいさせていたことが判明した。併せて、同社が他保険会社の情報をLPP元社員から受領していたことも判明した。
同社は7月22日に金融庁の報告徴求命令を受領※しているが、乗合代理店における情報漏えいを重く受け止め、全容を解明するとともに、真因究明・再発防止を図っていく。
※2024年7月23日:金融庁による報告徴求命令の受領について
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/240723_01.pdf
<情報漏えいの規模>
・同社出向者による他社契約情報:約1.9万件(本日時点)
・LPP元社員から同社が受け取った他社契約情報:約4.2万件(8月28日時点)
(現時点で、情報の二次漏えいは発生していないことを確認している)
<漏えいが確認された個人情報等>
契約者(被保険者)の氏名・住所・電話番号・生年月日、証券番号、保険種類、保険始期・満期、保険料・保険会社名 等
(現時点で、センシティブ情報の漏えいは確認されてない)
<情報漏えい発生期間>
2018年11月~2022年12月
<漏えいした情報の使途>
LPP社における各保険会社のシェア・同社ポジションの確認およびLPP社の営業拠点に対する支援体制など同社社内体制の検討 等

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