イーデザイン損保、業務委託先におけるランサムウェア被害に伴い情報漏えいのおそれ
イーデザイン損保が、税務書類の作成支援、税務代理業務等の一部業務を委託している税理士法人髙野総合会計事務所(以下「髙野総合会計」)においてランサムウェア被害が発生※1し、イーデザイン損保の顧客およびお取引先さま、元社員(以下「顧客等」)の情報の一部に漏えいのおそれがあることが、髙野総合会計からの報告により判明した。
同社では、漏えいのおそれがある顧客等の情報について特定を進めており、特定できた顧客および当該情報に個人情報が含まれる取引先、元社員については、速やかに通知していくが、広く知らする観点から以下の通り公表する。なお、現時点で情報の不正利用は確認されてない。
※1 髙野総合会計Webサイト
(初報)https://www.takanosogo.com/info/2024/06/post-105.php
(第2報)https://www.takanosogo.com/info/2024/07/post-106.php
○情報漏えいのおそれがある情報(7月10日時点、件数は元社員を除き延べ件数)
2018年度以降に同社から髙野総合会計に提供した「会計システムに計上した仕訳データ」や「委託業務に必要なその他の資料」に記載されている情報。主なものは以下の通り※2。
【顧客の情報(13,919件)】
保険契約者および被保険者の氏名・証券番号・事故の管理番号、保険事故の相手の氏名
【取引先の情報(1,176件)】
取引先の会社名・氏名
【元社員の情報(343件)】
同社元社員の氏名・生年月日・入社年月日・役職・給与情報
※2
住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座情報、クレジットカード情報、マイナンバーは含まれてない。
なお、現時点で髙野総合会計からは以下の報告を受けている。
・2024年6月4日に髙野総合会計のデータサーバにおいてアラートを検知し調査した結果、データサーバの一部で保管しているファイルが暗号化され、情報漏えいのおそれがあることを確認した。
・現在、外部の専門家と連携し、全容把握のための調査を継続している。