三井住友海上、宇宙関連スタートアップ企業等の支援における協業に関する基本合意締結
三井住友海上と三井住友銀行は、スタートアップ関連ビジネスの持続的発展を目的とした戦略的パートナーシップ構築に向けて、6月28日より協業を開始する旨の基本合意書を締結した。
本協業は、宇宙関連スタートアップ企業に向けた宇宙保険等のリスクソリューションを活用したファイナンス手法の検討などにおける両社の連携を目的としている。
両社は、本協業を通じて、スタートアップ企業が直面する多様な課題に対する包括的なサポートを提供し、日本のイノベーションエコシステムの発展に貢献していく。また、本協業を通じて全国のスタートアップ企業とともに成長し、新たな価値を創造していく。
1.背景・目的
現在、日本では「スタートアップ育成5か年計画」をはじめとしたスタートアップ企業への多面的な支援策を通じて、日本の経済成長と新たな産業創出に注力している。特に、宇宙分野では2024年3月に宇宙技術戦略を策定したり、10年間で1兆円規模の宇宙戦略基金を創設したりするなど、日本の宇宙産業の発展およびスタートアップエコシステムの拡大に向けた取組が加速している。
そのような中、本協業を通じて、スタートアップ関連ビジネスの持続的成長や事業機会の拡大、および顧客に対するより付加価値の高いサービス提供を実現することで、スタートアップ企業を生み育てるエコシステムの成熟と、産業の創出・発展に貢献していく。
2.協業の概要
(1)宇宙保険等のリスクソリューションを活用した、宇宙スタートアップ企業向けファイナンス支援策の検討
(2)スタートアップ企業のバリューアップに寄与する各種支援メニューの拡充・開発
(3)スタートアップ企業が直面する課題に対するソリューション提供を目的としたイベントやセミナーの共同開催
本プレスリリースの内容は発表時点のものである。将来的な事業戦略や市場環境の変化等により、予告なく変更される場合がある。