アニコムホールディングス、【能登半島地震におけるペット救援募金】で約2,500万円を寄付
アニコムホールディングスは、『能登半島地震におけるペット救援募金』(2024年1月10日~2月29日、以下本プロジェクト)を通じて、皆さまからの寄付金と、同社グループからの200万円、また同社グループ社員からの寄付とあわせて、合計24,955,224円を2024年3月8日に『令和6年能登半島地震動物対策本部』へ寄付した。
■寄付金の使途について
本プロジェクトの寄付先は、公益社団法人石川県獣医師会(以下石川県獣医師会)の『令和6年能登半島地震動物対策本部』とした。寄付金は、以下の石川県獣医師会の取り組みにおいて、被災したペットと飼い主への支援に役立てる予定である。
●令和6年能登半島地震動物対策本部の取り組み
・被災地におけるペットの健康相談・診療
石川県獣医師会の獣医師が被災地に赴き、ケガや病気をしたペットの診療や、ペットの健康に関する相談を受付。
・被災された方のペットの一時預かり
石川県獣医師会の会員動物病院において30日間の無料預かりを実施。預かりは原則3月末までで、それ以降は後述の保護シェルター等で預かりを継続する予定である。
・支援物資の供給
被災地にペットフードや消耗品、飲用水等を支援物資として提供。
・保護シェルターの設置・運営(設置作業中)
保護シェルターの設置、動物病院における収容が困難になったペットや、一時預かりが終了する4月以降のペットの預かり、保護動物の収容・飼育管理、譲渡など。
■同社の支援活動について
これまでに同社が行っている被災地の支援活動について報告する。
●迷子捜索サポート
ペット災害支援協議会の協議会メンバーである非営利一般社団法人日本ペットサロン協会からの要請を受け、同社所有の「どうぶつ用災害診療車」を貸し出している。ペットを衛生的に管理するためのシャンプーやトリミングといった「ケアグルーミング」を提供するために、避難所などを巡回する目的で使用されている。
3月3日には羽咋郡志賀町の「志賀町立 富来活性化センター」などを巡回し、30頭のペットに対してケアグルーミングが実施された。
●被災者のペットの一時預かり
学校法人国際ビジネス学院と共同で、被災者のペットの一時預かりを行っている。3月29日までにあわせて21頭(犬、猫)の預かりを実施しており、そのうち14頭は現在も継続して預かっている。
●迷子捜索サポート
能登半島地震の影響により迷子になってしまったペットの捜索支援を行っている。3月29日までにあわせて102頭(犬11頭、猫90頭、鳥1羽)の捜索依頼をがあり、そのうち32頭は無事に飼い主と再会できたとの報告があった。
引き続き、被災地のどうぶつたちと飼い主の役に立てるよう努めていく。