新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

日本生命、学研グループが運営するサービス付き高齢者向け住宅を保有する私募ファンド(「ココファンド」)の第4号案件を実行

日本生命、株式会社学研ココファン(以下「学研ココファン」)および株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)は、学研グループが運営するサービス付き高齢者向け住宅(以下「サ高住」(注))を長期・安定的に保有することを目的に、私募ファンド「ココファンド」の第4号案件(以下「同ファンド」という。)に出資し、学研ココファンが運営するサ高住2物件の不動産流動化を実施した。
学研グループは、2004年から高齢者支援事業を展開しており、サ高住の供給室数は全国トップクラスで、豊富な運営実績を有している。
今後についても、高齢者支援事業を成長事業と位置づけており、同ファンド等の活用により、健全な財務体質を維持しながら、継続的にサ高住の開発を行っていく方針である。
日本生命は、国民生活の安定と向上に寄与することを経営基本理念に掲げる中、サステナビリティ経営を一層前進させ、人生100年時代において安心・安全の提供、希望に満ちた未来世代の育成、活力あふれる地域社会の創出等を行うべく、子育て支援・ヘルスケア・シニア事業を通じ、保険だけではカバーできないお客様のニーズやリスクに対応してきた。
同ファンドへの出資を通じて優良な高齢者施設の拡充を支援することで、地域における介護サービスの充実に貢献するとともに、引き続き、あらゆる世代が安心して暮らせる豊かな健康長寿社会づくりの実現に貢献していく。
DBJは、高齢者施設・住宅の整備促進が社会的に要請される中、信頼できるビジネスモデルに基づく良質な高齢者住宅の整備を図る観点から、2018年に学研グループと業務資本提携に関する契約を締結しており、今般、当該契約に基づく協業の一環として、DBJアセットマネジメント株式会社(以下「DBJAM」)が組成する同ファンドに出資した。
DBJは、今後とも、優良な高齢者施設・住宅の整備に向けたお客様の取り組みを積極的に支援していく。
■流動化対象物件の概要
(1)ココファンまちだ鶴川(東京都町田市鶴川3-4)
○居室数/定員数:72室/77名
○建物面積:3,999.02平方メートル
○構造等:鉄骨造地上3階建
○開設年月:2018年4月
(2)ココファン福岡西新(福岡県福岡市早良区高取1-1-49)
○居室数/定員数:48室/66名
○建物面積:3,271.54m2
○構造等:鉄筋コンクリート造地上11階建(うち5階~11階)
○開設年月:2020年11月
(注)サ高住は、2011年「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正により創設された制度。2023年10月末時点で、約28万5000戸が登録されている。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

アフラック生命、兵庫県姫路市とがん検診等受診率向上推進協定を締結

生保

日本生命、シンガポール子会社がインド子会社を設立

生保

日本生命、米ドル建劣後特約付社債を発行

損保

三井住友海上、リフォームを通じた自然災害被害の軽減に向けて協業

生保

日本生命、奈良県と「連携と協力に関する包括協定」を締結

生保

なないろ生命、株式会社ZENB HOLDINGSとマーケティング会社を共同で設立

生保

日本生命、一時保育マッチングサービス「ちょこいく」を事業化

生保

日本生命、2024年度入社式社長挨拶を公表

生保

日本生命、2024年プロ野球「審判員ユニフォーム広告協賛」

生保

日本生命、ニッセイ外国株式クライメート・アンド・ネイチャー・トランジション戦略ファンドに200億円投資

関連商品