新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

アニコムホールディングス、「トルコ・シリア大地震におけるペット救援募金」使途を公表

アニコムホールディングスが実施した「トルコ・シリア大地震におけるペット救援募金」プロジェクト(3月1日~4月28日)寄付金について、現地で被害を受けたどうぶつの救助活動や治療といった被災どうぶつ支援に活用されている。
■「トルコ・シリア大地震におけるペット救援募金」の経緯
2023年2月にトルコ南東部・シリアの国境付近で発生した大地震やその余震により、多くの建物が倒壊し、両国での死者数は5万人以上にのぼった。また人間だけではなく、多くのどうぶつたちにも深刻な被害が生じた。
同社では、少しでもどうぶつたちの力になれればとの想いから、被災したどうぶつを支援するための募金を行うことを決定し、2023年5月に皆さまからの寄付金と、同社グループからの200万円と同社グループ社員からの寄付を合わせた約686万円(46,461米ドル)を、IFAW(国際動物福祉基金)に寄付した。
■寄付金の使途について
同社からの寄付金のうち約31,461米ドルが、トルコ最大級の動物シェルター『Angels Farm Sanctuary』支援のために、そして残りの15,000米ドルが、同じくトルコの動物保護団体『Haytap』支援のために使われた。
●Angels Farm Sanctuaryへの支援
Angels Farm Sanctuaryは、トルコ西部の都市イズミルにある動物シェルターである。10月時点で、159種・約5,700頭のどうぶつが保護されている。
同社からの寄付金は、①被災したどうぶつの救助活動やケガの治療、食料の提供、②救助したどうぶつを同シェルターに収容するにあたってシェルターを拡張するための建設費、③救助したどうぶつや食料を運ぶためのトラックの購入等に充てられた。
Angels Farm Sanctuaryは10月までに、今回の地震により被災した約700頭の猫、約100頭の犬を含む合計約1,700頭を救助している。
●Haytapへの支援
トルコの大都市イスタンブールの保護団体であるHaytapは、地震発生後の被災地にて拠点を設置し、被災したどうぶつの救助活動や治療を行っていたが、余震のために救助に使用していた自動車が利用できなくなり、活動の継続が難しい状況だった。そのため同社からの支援は、新たな救助活動車の購入に充てられ、Haytapはどうぶつの救助活動を再開することが可能となった。
IFAWは「皆さまからの寄付により多くのどうぶつの命を救うことができた。温かい支援にとても感謝している」としている。
同社では、すべてのどうぶつとその飼い主が安心して笑顔で暮らせる社会の構築に貢献すべく、今後も尽力していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

かんぽ生命、社会課題解決プログラム・第3回「コモれび」寄付先決定

損保

東京海上日動、ワーキングケアラー支援事業「ケアラケア」を始動

生保

フコクしんらい生命、【SDGs取組み】愛知信用金庫と共同寄付スキーム寄付金を贈呈

損保

SBI損保、【SBI損保×大分トリニータ×大分東警察署】親子で楽しむ「脳トレ運動教室」と交通安全啓発イベントを開催

生保

明治安田生命、イオンと「フードバンク応援WAON」を発行

生保

マニュライフ生命、東京ヤマソンに社員最多参加、健康長寿への取り組みを加速

損保

SOMPOホールディングス、損保ジャパン、SOMPO美術館開館50周年記念事業を開催

生保

メットライフ生命、世界小児がん啓発月間に合わせ、約300人によるボランティア活動を実施

生保

太陽生命、太陽生命くつきの森林『どんぐりプロジェクト』を実施

生保

太陽生命、太陽生命の森林(もり)上山市西山エリア『共創するいのちの里山づくり』を実施