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MS&ADホールディングス、保険引受先・投融資先に係る温室効果ガス(GHG)排出量削減目標を設定

MS&ADホールディングスは、ネットゼロへの移行を進めるため、保険引受先及び投融資先に係るGHG排出量の削減について、2030年までの中間目標を設定した。お客さまとの対話を通じて、GHG排出量削減における課題を共有し、課題解決にともに取り組む。
1.新たに設定した目標について(国内主要取引先のGHG排出量※1削減率)
・削減目標
2030年度までに2019年度比37%※2削減する
・行動目標
お客さまとの対話を通じて、GHG排出量削減における課題を共有する。課題解決に資するソリューションを提案し、お客さまとともに削減に向けて取り組む
【参考】2021年度に設定しているGHG排出量削減目標
同社グループが排出するGHGの削減率
・2030年度2019年度比▲50%(スコープ1+2、スコープ3カテゴリ1,3,5,6,7,13)
・2050年度ネットゼロ(スコープ1+2+3)
※1 収入保険料を基に選定した国内主要取引先(約3,300社)のGHG排出量(同社の保険引受及び投融資に係るもの)
※2 日本のNDC(国が決定する貢献)における2030年度GHG総排出量目標と2019年度同総排出量確報値から算出
※3
スコープ1:ガソリン等、燃料から直接排出されるもの
スコープ2:購入した電力、熱等の利用により間接的に排出されるもの
スコープ3:スコープ1・2以外の同社の事業を通じて間接的に排出するもの
カテゴリ:1購入製品・サービス(紙・郵送)、3スコープ1・2以外の燃料・エネルギー活動、5廃棄物、6従業員の出張、7従業員の通勤、13リース資産
2.取組みについて
気候変動や自然資本のき損は、甚大な自然災害を頻繁に引き起こす要因となる。
MS&ADインシュアランスグループは、気候変動への対応及び自然資本の持続可能性向上を進め、自然災害による被害の低減や、災害からの早期復興を実現する取組みを進めている。

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