SBI損保と三井住友カード、「Custella」を用いた自動車保険募集の取り組み第二弾を開始
SBI損保と、三井住友カード株式会社(以下「三井住友カード」)は、2023年1月より、三井住友カードのデータ分析支援サービス「Custella(カステラ)」を用いて、自動車保険の募集に関する取り組みを行ってきた。
今般、新たな取り組みとして、2023年7月20日から、AIの機械学習を取り入れたより高精度なターゲティングによる自動車保険の募集を開始する。
なお、データ分析支援サービス「Custella」を活用した分析に際しては、個人・加盟店が特定できない統計情報に加工を行っている。
■これまでの取り組み
SBI損保と三井住友カードは、2023年1月より、三井住友カードのキャッシュレスデータを活用したデータ分析支援サービス「Custella」によるマーケティングを通じ、三井住友カードの会員さまへSBI損保の自動車保険を案内してきた。
2023年1月より開始した第一弾の取り組みでは、ニーズの高いお客さまへ保険の案内を行うべく、「自動車保険加入者向けプロモーション」を実施した。三井住友カードのキャッシュレスデータをもとに自動車保険の加入者を見定め、該当する会員様へダイレクトメール(以下、DM)を送付した。
■新たな取り組み
第二弾となる今般の募集においては、これまでの取り組みに加え、新たに「AIの機械学習を取り入れたターゲティング」を活用し、自動車保険の案内を行う。
「保険加入前消費分析」においては、これまで自動車保険に加入したことのあるお客さまを抽出のうえ、加入前の消費行動を分析し、保険に加入する予兆となる消費傾向を分析する。
その後、「AIの機械学習を取り入れたターゲティング」を行う際には、「保険加入前消費分析」において可視化した加入前の消費傾向をAIに学習させる。これにより、自動車保険への切替加入を検討しているお客さまを、これまでよりも高い精度で抽出することが可能となる。
2023年7月20日からは、第一弾で実施した「自動車保険加入者向けプロモーション」と、「保険加入前消費分析」および「AIの機械学習を取り入れたターゲティング」を組み合わせ、保険の見直しを検討中のお客さまへ、これまでよりも正確に、適切なタイミングで自動車保険の案内を行っていく。
SBIインシュアランスグループと三井住友カードは、2022年11月、オンラインを基盤とした保険事業での協業に向けた業務提携に関する基本合意書を締結した。それを受けてSBIインシュアランスグループ各社は、三井住友カードの「Custella」を活用したさまざまな取り組みを進めている。
今後も、SBI損保と三井住友カードは、お客さまにより満足できるサービスを提供するため、双方の強みを活かしたさらなる協業の可能性を追求していく。