三井住友海上、ラオス事業体制を変更
三井住友海上は、ラオス当局から認可を取得し、同社ラオス現地法人 MSIG Insurance (Lao) Co.,Ltd.とSokxay(ソクサイ)グループ傘下のラオス損保会社Sokxay Insurance Sole Company Limited(以下、SIC社)を合併し、6月にMSIG Sokxay Insurance Co.,Ltd.(以下、新会社)を設立した。同社は、ラオスの現地企業グループとの合弁会社を持つ、唯一の国内損害保険会社である。
1.新会社の概要
・名称
MSIG Sokxay Insurance Co.,Ltd.
・所在地
Khamphengmeuang Avenue,Thatluangkang Village,SaysetthaDistrict,Vientiane Capital,Lao PDR.
・代表者
Phonesavanh Sisana
・事業内容
損害保険事業
・出資比率
同社35%、Sokxayグループ65%
・設立日
2023年6月1日
2.背景および目的
同社は2010年にラオス財務省との合弁で、ラオス現地法人を設置し、同国へ進出する日系企業を中心に損害保険やサービスを提供してきた。
SIC社は2017年に設立され、個人向け保険を中心にラオス全域で損保事業を展開してきた。
今般、同社はSokxayグループの事業基盤と同社の保険引受、デジタル技術、営業推進等のノウハウを活用することで同社ラオス事業の持続的成長が実現できると判断し、SIC社との合併に至った。