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日本地震再保険、2023年3月期決算の概況を発表

日本地震再保険は、2023年3月期決算の概況について発表した。
【地震保険成績の概要】
①正味収入保険料と正味支払保険金
収入保険料から出再保険料を控除した正味収入保険料は2,689億円(前年度比6.5%増)となった。一方、正味支払保険金は2,077億円(前年度比38.4%増)となった。
②危険準備金と責任準備金
正味収入保険料から受再保険手数料等を控除した正味保有保険料1,896億円と税引運用益1億円の合計1,898億円を危険準備金に積み増した。
また、正味支払保険金、損害調査費、支払備金及び広告宣伝費の合計876億円を過年度危険準備金から取り崩した結果、当年度末危険準備金は3,333億円(前年度比44.2%増)となった。
この危険準備金に未経過保険料積立金を加えた当年度末責任準備金は6,433億円(前年度比23.6%増)となった。
③元受保険会社等の危険準備金
受託金勘定の元受保険会社等の危険準備金については、差引正味保険料6億円を積み増し、保険金、運用損及び広告宣伝費92億円を過年度危険準備金から取り崩した結果、当年度末危険準備金は119億円(前年度比41.7%減)となった。
(3) 資産運用の概要
資産運用にあたっては、同社の資産運用方針に基づき、流動性と安全性を第一義とし、これに収益性を加味して進めてきた。
当年度末の総資産は、正味収入保険料が増加したものの、2022 年 3 月に発生した福島県沖を震源とする地震に対する保険金等の支払いにより、6,610 億円(前年度比 4.1%減)となった。なお、主な運用資産の項目は、預貯金が 1,502 億円、有価証券が 4,522 億円となっている。
損益面に関しては、厳しい運用環境が継続する中、利息及び配当金収入が 7 億円、為替差益が 19 億円、これらに有価証券売却益等を加えた資産運用収益は 28 億円となった。一方、ヘッジの為替予約に関する金融派生商品費用が 22 億円となり、有価証券売却損等を加えた資産運用費用は 24 億円となった。
なお、同社では外貨建債券の購入にあたって、高水準の為替ヘッジを行っている。
(4)当年度損益(資本勘定)
当年度の損益については、利息及び配当金収入にその他の項目を加減算し、法人税及び住民税を控除した結果、0百万円の当期純利益となった。

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