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あいおいニッセイ同和損保、カラダノートと業務提携契約を締結

あいおいニッセイ同和損保と株式会社カラダノートは、子育て環境の改善や少子化問題の解決に資する保険商品・サービスの開発・提供に向けて、6月8日に業務提携契約を締結した。
1.背景
総務省統計局の「令和3年社会生活基本調査」によると、6歳未満の子どもがいる世帯の父親が1週間で家事・育児にかける時間は、母親よりも約5時間30分短い1時間54分に留まっている。また、カラダノートの調査によると、共働き夫婦の家事・育児の分担率は、約半数の世帯で母親が8割以上を担っているなど、「ワンオペ育児」は少子化の要因の一つとされている。
「ワンオペ育児」の解消に向けて、あいおいニッセイ同和損保は「男性育休1カ月取得100%」の実現を目指す等、男性の育児参画を推進することで女性の就業継続を促進するとともに、男女を問わず、ワーク・ライフ・マネジメントが実現できる環境整備を行っている。
また、カラダノートは、出産を経験した母親の多くが活用している各種育児支援アプリの提供等を通じて、より子育てがしやすい環境構築に取り組んでいる。
今般、両社は互いが持つ商品・サービスやビッグデータを掛け合わせ、「ワンオペ育児」をはじめとする子育て環境の改善を通じて少子化問題の解消に貢献していくため、業務提携契約を締結することとした。
2.概要
●取り組み概要
保険商品・サービスの共同検討
①交通事故発生リスク軽減に向けた育児シェア率の向上
②育児シェアの阻害要因を解消
顧客ネットワークの相互活用による両社の事業拡大
・カラダノートの各種アプリ上に、あいおいニッセイ同和損保の保険商品へ加入できる導線を構築する。
・あいおいニッセイ同和損保が包括連携協定を締結している地方公共団体とカラダノートが連携し、少子化解消に資する取り組みを後押しする。
家族や子どもの安全・安心に向けた取り組み
・ARやメタバース、ゲーム感覚等を取り入れた「子どもが楽しく学べる交通安全促進ツール」の開発を検討する。
3.今後の展開
今後も両社は、子育て環境の改善に資する保険商品・サービスの共同開発を通じて、日本の社会課題である少子化問題の解決に貢献するとともに、CSV×DXの実現に向けて取り組んでいく。

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