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楽天損保、2022年度決算を発表

楽天損保は、2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)の業績を発表した。
【事業の取組状況】
今期、同社は主力商品の一つである「ドライブアシスト(個人用自動車保険)」(以下「ドライブアシスト」)において、2022年5月1日以降の契約より、「楽天ポイント」の進呈率を1%から2%に拡大したほか、2022年4月12日申込分より、お客さまの利便性向上のため、保険料を「楽天カード」で支払う契約を対象に分割払い・リボ払いを導入した。ドライブアシストのインターネット契約において、保険料払込方法はクレジットカード1回払のみだったが、支払方法の選択肢を増やすことで、加入時の保険料負担を抑えたいというニーズをお持ちのお客さまにも安心して加入することが可能になった。2023年1月1日以降に保険開始日となる契約については、前契約が無事故の方に、他社から乗り換えて同社で新規に契約する場合や同社で契約を継続する場合に無事故割引(5%)の適用を開始した。
また、行動制限緩和による旅行需要の回復を背景にトラベルアシスト(海外旅行保険/国内旅行傷害保険)の販売件数が大きく伸長したことも特徴である。
オペレーションについては、2022年4月より、WEB経由の手続きで楽天ポイントを進呈する新たなプログラムを開始し、ドライブアシストの「車両入替」や「運転者年齢条件の変更」などについて、WEB上で手続きすることにより楽天ポイントの進呈が可能になった。今後もWEBサービスの拡充に努めていく。
また、2022年9月には、「ご家族登録制度」を拡充した。指定された家族は、今まで契約内容の照会のみが可能だったが、新たに住所や電話番号の変更、保険証券の再発行、控除証明書の再発行、各種手続き書類の発送などの手続きをすることが可能になった。
さらに、お客さまが24時間365日ストレスフリーで利用できるカスタマーサービス体制を構築するため、「楽天保険の総合窓口」を運営する楽天インシュアランスプランニング株式会社と連携し、チャットボットの導入やFAQ(よくあるご質問)ページの刷新を行った。今後もグループの強みを活かし、引き続きお客さま満足の向上に取り組んでいく。
【主要業績】
保険料収入:
行動制限緩和による旅行需要の回復を背景としたトラベルアシスト(海外旅行保険/国内旅行傷害保険)
や新たな割引制度を導入したドライブアシスト(個人用自動車保険)の販売、ペット保険の新規取扱い、再保険見直し等により、4,411百万円増収し、21,903百万円となった。
当期純利益:
当期純利益は、前年同期比304百万円増の558百万円となった。
ソルベンシー・マージン比率:
ソルベンシー・マージン比率は、932.2%となり、引き続き充分な健全性を維持している。

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