あいおいニッセイ同和損保、社長アバターが同社取り組みを紹介する「ADigital space」を公開
あいおいニッセイ同和損保は、新納啓介代表取締役社長のアバター「ボビー」が同社取り組みを紹介するメタバース空間「ADigital space(エーディデジタルスペース)」を6月1日から公開する。
1.背景
近年、デジタル化の進展に伴いFintechが広がりを見せる中、ブロックチェーン技術を活用した金融サービスやメタバースへの関心が高まっている。
同社は先端技術を活用したお客さまへの新たな価値提供を目指し、2022年7月にメタバースの知見収集を目的としてメタバース空間の開発に着手した。また、同年12月にオンラインゲーム「フォートナイト」のプラットフォームを活かしたゲームコンテンツの公開を行い、2023年2月にはDMMグループの株式会社アイデアクラウドとともに国内初となるメタバース専用パッケージ保険を共同開発した。
今般、お客さまにメタバース空間を身近に感じてもらうことを目的に、合同会社DMM.comが提供するメタバース空間「3D META BOOTH(スリーディーメタブース)」を活用した「ADigital space」を、6月1日から公開する。
2.概要
●主な提供コンテンツ
・同社が保有する自動車走行データを活用した社会・地域課題解決に資する「CSV×DX」の取り組みを紹介
・同社所属アスリートが出場する大会情報や同社のスポーツ支援の取り組みを紹介
・緊急避難場所の位置情報や災害時のSNS情報、台風・豪雨・地震による建物被害をリアルタイムで予測するウェブサイト「cmap(シーマップ)」を表示
3.今後の展開
同社は、「ADigital space」を通じて先進デジタル技術の活用や「CSV×DX」の取り組みを発信するとともに、アバターとの相互コミュニケーションなど「ADigital space」の機能拡充を行うほか、メタバース空間における保険販売の研究・検討も進めていく予定である。
今後も同社は、Web3.0やメタバースなどに関する知見の収集・蓄積に取り組み、新たなリスクに対応した保険商品・サービスの提供により、先進デジタル技術を活用した金融サービスをお客さまが安心して利用できる環境整備に取り組んでいく。