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あいおいニッセイ同和損保、全国各拠点の什器をカーボン・オフセット製品へ順次切り替え

あいおいニッセイ同和損保は、2023年4月より、全国各拠点で什器を導入する際、カーボン・オフセット製品※を選択することで、脱炭素社会の実現を後押する。
第一弾として、株式会社イトーキのオフィスチェアを4月までに192脚導入し、スギ810本の1年間のCO2吸収量に相当する、計11.3t-CO2eqのGHG(温室効果ガス)オフセットを実現する。
※生産活動等を通じて排出されるGHGの埋め合わせを行うため、販売による売り上げを、植林や排出権(カーボン・クレジット)の購入等の環境保護に充てる製品のこと
1.背景
地球温暖化の影響により、地球の平均気温は年々上昇しており、世界各地で異常気象・大規模災害が発生するなど、自然環境が大きく変化している。地球温暖化は、大気中のGHGが増加したことが原因とされており、国・企業・地方公共団体等が一丸となってGHG排出量の削減を進めているが、事業内容によっては削減が困難な場合がある。
そこで、他の企業等で実施しているGHG排出量削減活動に投資することで、社会のGHG排出量の削減に取り組むことができるカーボン・オフセットが注目を集めている。また、カーボン・オフセット製品の購入で、間接的に環境保護に取り組むことも潮流になりつつある。
同社は、サステナビリティ重点取組項目の一つとして「健やかな地球環境を未来につなぐ~Planetary Health~」を掲げ、気候変動への対応やGHG排出量の削減に取り組んでおり、今般、脱炭素社会の実現を後押しするため、同社が株式会社イトーキから導入する什器を、順次、カーボン・オフセット製品にすることとした。
2.4月に導入するカーボン・オフセット製品の概要
製品名・イトーキtorteU(トルテユーチェア)
本製品の特長
・原材料調達、生産、流通、廃棄・リサイクルの各プロセスにおいて排出する算定可能なGHGの全量をオフセット
・廃棄ペットボトルのリサイクル繊維100%で作られた布生地(サステナブルファブリック)を採用し、従来品との比較で生産時のCO2排出量を約41%削減
・背・座クッションや、キャスター等の消耗部品の取り替え・交換が可能であり、製品寿命が長く、廃棄物の削減に貢献
4月末までの導入拠点数・10拠点
4月末までの導入数・192脚(オフセットされるGHG排出量:11.3t-CO2eq)
3.今後の展開
同社が保有する什器を随時カーボン・オフセット製品に入れ替えることで、気候変動問題等の解決に資するオフィス環境を構築し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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