ソニー損保、太陽光発電設備「そらべあ発電所」を3園に寄贈
ソニー損保は、環境保全につながる取組みの一環として、2009年から「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」を運営し、再生可能エネルギーの普及活動や環境教育を行うそらべあ基金の「そらべあスマイルプロジェクト」を通じて、太陽光発電設備「そらべあ発電所」を全国の幼稚園・保育園・こども園に寄贈している。
このたび、沖縄県、島根県、京都府の園に、同社32基目、33基目、34基目となる「そらべあ発電所」を寄贈することが決まった。沖縄県ならびに島根県の園への「そらべあ発電所」寄贈は、今回が初めてである。
なお、寄贈先はそらべあ基金が選定しており、今回選定された寄贈先と選定理由は次のとおりである。
【寄贈先】
社会福祉法人巣立福祉会 すだつ保育園(沖縄県名護市大北四丁目24-14)
【選定理由】
広い園庭で動物や昆虫を育て、畑では野菜やグアバといった季節の果実を収穫するなど、持続可能な社会への貢献を目指されている。園児たちの五感の育ちを常に見守り、太陽光発電設備によって再生可能エネルギーを身近に感じて環境教育やエコ活動のさらなる啓発につなげたい、という意欲が評価され、寄贈先に選定された。
【寄贈先】
社会福祉法人開花 認定こども園(幼保連携型)融合こども園(島根県松江市比津町292)
【選定理由】
園児たちとともにゴミの分別、水の節約・再利用、節電、生ゴミ減量化などを実践することでSDGsを意識した環境活動に取組まれている。「そらべあ」の実例や教材を活用し、再生可能エネルギーを肌で感じ、環境についてのしつけを通じて地球に思いやりのある子どもを育みたい、という意欲が評価され、寄贈先に選定された。
【寄贈先】
社会福祉法人心華会 ひいらぎこども園(京都府宇治市神明石塚65-3)
【選定理由】
大きな楠を中央に配したウッドデッキや京都府内産木材の遊具、植樹、草むらや畑などにより、園児が日常的に自然と触れ合える園庭を整備し自然を大切にする心情を育まれている。実践研究が日本保育協会主催「第16回保育実践研究」で優秀賞を受賞されるなど実践発表にも力を注がれているほか、法人で「SDGs宣言書」を掲げられている。自然エネルギーの大切さを啓発しエコ活動をさらに推進し充実させたい、という意欲が評価され、寄贈先に選定された。