損保ジャパン、レジリエンスな岡山の実現に向けた3者間包括連携協定を締結
損保ジャパンは、岡山交通株式会社(以下「岡山交通」)および、特定非営利活動法人岡山NPOセンター(以下「岡山NPOセンター」)と災害発生時の支援物資の運搬スキームの構築を中心としたレジリエンスな岡山の実現に向け、3者間包括連携協定を締結した。
1.背景・目的
近年、気候変動等による影響で台風や豪雨などの災害が激甚化し、日本社会にとって「水災害」は大きな脅威となっており、保険会社の経営への影響も深刻化している。
損保ジャパンは、2021年度からスタートしている中期経営計画において、SDGsを経営の基盤に位置づけ、「”安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」という「SOMPOのパーパス」実現に向けて、全国の営業・保険金サービス拠点や代理店ネットワークを活用し、各地域に根差した取組みを実施している。
今般、災害発生時に被災者の方に1日でも早く『日常』を取り戻してもらう一助になればとの思いから、本協定の締結に至った。
2.協定の主な内容
3者の強みや特徴を生かせる以下の3項目において連携を行う。
(1)災害発生時における損害調査用タクシー車両の優先手配
(2)被災地における支援物資の運搬に関すること
(3)その他防災・減災をはじめとしたレジリエンスな岡山の実現に関すること