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あいおいニッセイ同和損保、自然資本や生物多様性の保全・回復に貢献する「再造林等費用補償特約」を発売

あいおいニッセイ同和損保は、自然資本※1・生物多様性の保全・回復に貢献する取り組みの第3弾として、火災等によって罹災した森林の再造林等に関する費用を補償する「再造林等費用補償特約」を6月から発売する。
※1 自然環境を国民の生活や企業の経営基盤を支える重要な資本の一つとして捉える考え方
日本は国土の約7割が森林であり、森林は生物多様性の保全や土砂災害の防止、水資源の保全、レクリエーションの場の提供など極めて多面的な機能を有する自然資本である。また、地球温暖化防止のためのCO2の吸収源としても期待されている。
その機能を継続的に発揮するためには適切な森林整備が必要であるが、自然災害等で森林が罹災し、消失するケースが多くある。中でも森林火災については、障壁等が無いため広範囲にわたり焼失する例もあり、罹災した際の再造林費用の負担が大きく、再造林が進まないことが課題となっている。
同社では従来から企業財産包括保険(森林火災方式)で、森林の焼失に伴う経済価値の損失を補償していたが、再造林等に要する費用は補償対象外としていた。そのため、今般、企業財産包括保険に付帯する特約として新たに「再造林等費用補償特約」を開発した。
◆商品の概要
火災等によって罹災した森林を再造林するために要した費用※2を補償する。
・対象契約
企業財産包括保険
・募集開始日
2022年6月27日
・補償範囲
①地拵え、苗木、植付けまたは下刈りに関する費用
②野生鳥獣の被害から植栽木を守るための防護柵等の設置・改良に関する費用
③再造林に伴い生じる路網整備費用
④保険の対象の残存物取片づけに必要な費用
(取壊し費用、取片づけ清掃費用および搬出費用)
※2 原則として、補助金等で補償される金額を除いた実費(自己負担額)

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