新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、ウエストホールディングスとが資本業務提携を締結

あいおいニッセイ同和損保と株式会社ウエストホールディングス(以下「ウエストHD」)は、あいおいニッセイ同和損保がウエストHDの株式を取得し、地域社会のカーボンニュートラル実現に貢献することを目的に資本業務提携契約を2022年6月1日に締結した。
1.背景
カーボンニュートラルに向けた取組みが世界中で加速している中、日本国内では「ESG投資」に多額の資金を振り向けており、企業側にとっては「SDGs」への取り組みの重要性がますます高まっている。
太陽光事業を行うウエストHDでは、大企業のみならず、サプライチェーンに関連する多くの企業に向けての自家消費型太陽光発電の建設、また、グリーン電力の開発として非FIT発電所の開発・建設を行っているほか、111(2022年4月末時点)の地方自治体と協定を締結するなど、カーボンニュートラルに向けた取組みを進めている。
一方で、あいおいニッセイ同和損保では、「地域密着」を行動指針に掲げ、地方自治体への支援・貢献に向けて、404(2022年4月末時点)の地方自治体と連携協定を締結している。
今般、業務提携を締結することにより、互いの強みを活かしあい、地域課題であるカーボンニュートラルの実現を目指していくこととした。
2.資本業務提携の内容
(1)出資内容
ウエストHDの発行済株式の一部をあいおいニッセイ同和損保が取得
(2)業務提携内容
①自治体向け「脱炭素支援メニュー」の共同開発
②地域中小・中堅企業向け「脱炭素導入支援パッケージ」の共同開発
③大規模事業者向け「脱炭素ソリューション」の共同開発
④あいおいニッセイ同和損保が掲げる「CSV×DX※」の理念に基づく、再生可能エネルギー分野の課題解決に向けた保険商品・サービスの共同開発
※CSV…Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)
DX…Digital Transformation(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)
3.今後について
<ウエストHD>
ウエストHDは、「ウエストグループのカーボンニュートラルビジョン2025」をスタートし、社会全体のCO2排出量削減に取り組んでいる。ウエストグループが開発・建設・販売する太陽光発電所、ウエストグループが保有する太陽光発電所、メガソーラー再生事業、ASEAN諸国での太陽光発電所の開発・建設などを中心として、国内外で200万kWの再エネ電源の普及に貢献する。

関連記事(保険業界ニュース)

損保協会・団体

損保協会、損害保険会社に係る個人情報保護指針に基づく対象事業者4社に対する指導を実施

損保

あいおいニッセイ同和損保、上智大学との連携講座「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」を開講

損保

あいおいニッセイ同和損保、MS&ADインターリスク総研、早稲田大学商学部に提携講座を開講

生保

大和証券グループ、かんぽ生命および三井物産のオルタナティブ資産運用分野における資本業務提携

損保

MS&ADホールディングス、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の 合併に向けた対応を発表

損保

あいおいニッセイ同和損保、2025年4月入社アスリート3名を採用

損保

あいおいニッセイ同和損保、所属の競泳2選手が世界水泳選手権の日本代表に決定

損保

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、金融庁により行政処分(業務改善命令)

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、食品関連事業者向け「フードロス削減特約」の販売開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、テレマティクス自動車保険の契約台数が200万台突破