MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、社員向けインセンティブ・プランの導入
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスは、5月20日開催の取締役会において、社員向けインセンティブ・プランの導入を決議した。本制度には、同社の子会社である5つのグループ国内保険会社(三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、三井ダイレクト損保、三井住友海上あいおい生命および三井住友海上プライマリー生命)が今年度からの参加を予定いる。
1.本制度導入の目的
同社は、グループ国内保険会社各社の社員の同社グループへの帰属意識および会社業績や株価上昇への意識を強めることにより、社員のエンゲージメントを一段と高め、同社グループの中長期的な企業価値向上を図ることを目的として、本制度を導入する。
2.本制度の概要
本制度は、同社が拠出する金銭を原資として株式交付信託(以下「本信託」)を設定し、本信託が同社普通株式(以下「同社株式」)の取得を行い、社員のうち一定の要件を充足する者に対して付与されるポイントに基づき、本信託を通じて同社株式を交付するインセンティブ・プランである。当該ポイントは、グループ国内保険会社各社が定める株式交付基準に従って、社員区分に基づく区分や同社グループの業績等に応じて付与されるものであり、各社員に交付される同社株式の数は、付与されるポイント数により定まる。
本信託による同社株式の取得資金は、全額グループ国内保険会社各社が同社を介して拠出するため、社員の負担はない。