新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

損保ジャパンとANA NEOが提携

損保ジャパンとANA NEOは、メタバース上でANA NEOが開発中の新しいサービス(以下、SKY WHALE(仮))と、損保ジャパンの先進的な保険商品開発やリスクマネジメントのノウハウを活用し、メタバースにおける新たな保険商品開発やサービスに関する可能性を実証するために提携した。
また、ANA NEOのメタバースはANAマイレージ会員約3,400万人、国際線・国内線搭乗者の5,442万人を取り入れることで国内最大規模のメタバース基盤となり、このような大規模な基盤を活用して保険会社が実証実験を行うケースは世界初となる取り組みである。
◆本実証実験の概要
世界152か国以上に展開し、ANAマイレージ会員約3,400万人、国際線・国内線搭乗者5,442万人を会員と見据えた、メタバースとしては最大規模となるANA NEOのSKY WHALE(仮)プロジェクトに損保ジャパンが参画することで、保険・リスクマネジメントを中心とした様々なケースに関する検証を実施する。今までの保険のあり方やデジタルアセットの活用も考慮し、契約や加入プロセス、商品設計や契約保全に至るまで深く検討を行い、Web2.0型からWeb3.0型志向の保険会社へ変革していく。
【主な検証項目】
メタバースにおける以下の項目
(1)保険商品開発に関する市場性・事業性の検証
(2)各種取引等に関するリスク実態の検証
(3)保険や関連事業の適合性検証
(4)各種データ分析、有用性等の検証
(5)保険、リスクマネジメント分野以外での事業連携、ビジネス共創の検討等
上記に加え、デジタルアイテムとデジタルコンテンツに関する商取引、メタバースでのUX(ユーザーエクスペリエンス)に関してカバーする保険、Web3.0型のビジネスモデル(ウォレットやNFT取引、越境)の関連領域についても検証を行う。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

損保ジャパン、座間市との『地域防災力向上及び災害時支援に関する連携協定』を締結

損保

損保ジャパン、金融庁による報告徴求命令を受領

損保

損保ジャパン、SOMPOリスク、小型衛星の通信喪失リスクに備えるソリューションの提供に向けてSOMPOとANT61が協業検討開始

損保

損保ジャパン、日新のリターナブル物流容器ソリューション「ハコラボ」に専用保険を開発

損保

損保ジャパン、「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定

損保

損保ジャパン、秋田銀行を通じた「事業継続マネジメント簡易診断サービス」の提供開始および「BCPセミナー」開催

損保

SOMPOホールディングス、損保ジャパン、業務改善計画の進捗状況(開示事項の経過・2024年5月末時点)および保険料調整行為に関する社外調査委員会による調査報告書を受領

生保

大同生命、野村総研とヘルスケアデータ活用に向けた実証実験を実施~継続的な睡眠データのモニタリングにより参加者の6割以上が、睡眠に対する意識の高まりを実感

損保

損保ジャパン、AI教習所、安心で安全な運転を支えるエコシステム「運転の人間ドック」構想の実現を目指して、共同研究を開始

損保

損保ジャパン、SOMPOリスク、GHG排出量を衛星画像で解析するMomentick社と実証実験を開始

関連商品