東京海上日動、経済産業省「GXリーグ基本構想」へ賛同
東京海上日動は、GX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みを一層推進していく観点から、経済産業省が公表した「GXリーグ基本構想」に賛同する。
GXリーグとは、積極的に取り組む「企業群」が、官・学・金でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーと共に、一体として経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場である。
GXリーグ参画企業には、世界全体のカーボンニュートラル実現に向けて高い排出量削減目標を掲げながら、カーボンニュートラルにいち早く移行するための挑戦を行うことが必要とされる。また、自らのサプライチェーンやステークホルダーと協働し、炭素中立型の市場設計を先導する役割が求められる。
同社を含む東京海上グループは、国内外の環境負荷削減に資するマングローブ植林や自然エネルギー利用によるCO2固定・削減効果によって、自らの事業活動から排出するCO2を相殺し2013年度から8年連続で「カーボン・ニュートラル」を実現している。また、気候変動や自然災害の激甚化という社会課題の解決への更なる貢献をめざし、2050年までに投融資ポートフォリオを含むCO2排出量ネットゼロ目標を明確化している。
さらには、同社は保険の開発・提供やリスクコンサルティングを通じて、お客様のカーボンニュートラルの実現・脱炭素社会への移行に向けた取組みに貢献するための社内横断組織である「グリーン・トランスフォーメーション(GX)タスクフォース」を設置し、産業の成長・発展を支援している。
このような同社の気候変動に関する取組姿勢と、GXリーグの設立趣旨が合致していることから、「GXリーグ基本構想」に賛同するものである。